タイトル[男子高校生は自殺しようとする少女の後ろで踊る]

絶望を超越するもの

タイトル[男子高校生は自殺しようとする少女の後ろで踊る]

一人の少女は絶望した母は父に暴行を受け続けて精神が壊れて自殺をした

父は何処かに消えた、そして施設ではいつも少女はいじめられるだから

一つの少女は学校の屋上から今日自殺をしようとしたら一人の男がいた。


「貴方は何故この私の後ろでブレイクダンスをしているの?」


「何かしちゃダメな理由があるのか?」


「屋上には勝手には入っちゃいけないのよ知らなかった?」


「それは人の勝手に決めたルールだろなら別にどうでも良いよ」


そう言ってそのまま彼はブレイクダンスを続けた。


「この私はさ、今から自殺をしようと思っているの」


「そうなのか」


「そうなのよ、それでね自殺をする時っていうのはね

誰かが後ろでブレイクダンスをしている時ではないのよ」


「そうなのか」


「そうなのよ、だからちょっとの間だけ

この屋上からいなくなってもらえない自殺をするからさ」


「なんでわざわざわこの俺が退かなきゃいけないんだよ

そっちがここ以外で自殺をすればそれで良いんじゃないのか?」


「いや私はここで自殺をするこれは絶対何故なら

ここは私にとって特別な場所だからここで死ぬんだ」


「だからそれって何もこっちに関係しないですよね?」


「別にブレイクダンスは何処でもできるじゃない

それともここじゃないといけない理由があるのかしら?」


「何を言っているんですかそんなものはないですよ?」


「ならここからいなくなってくださいよ」


「この俺が何処かに行く理由もないじゃないですか」


「は〜〜〜〜ならもう良いです、この状態で私は自殺をしますから」


「そうかならさようなら、死は素晴らしい事であると祈っておくよ」


「祈る必要は無いは死は無に帰るという事それだけだわ」


「そうか?俺はそうは思わないがな?」


「なら死を信仰している馬鹿なのかお前は?

いやまあさっきまでの言動は馬鹿丸出しだけれどさ

この私の自殺にまるで無関心で止めようという

気概がまるでないから少し気になって聞きたいんだが」


「救いがない世界はクソだ、だから少なくても救いがあってくれと

願うんだよ、それにお前にはこの世界はもう終わったんだ、何が

あっても救われることはないそう一眼見ただけでわかったから意味はない」


「そうかそれは最後に嬉しい事を言ってくれる」


そう言って彼女は学校の屋上から

飛んで落ちてぐちゃぐちゃになって死んだ。

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