入れ替え
わたしははるかです。
おばあちゃんの名前はちよみです
わたしのおばあちゃんは物知りです。
色んなことを教えてくれます。
わたしはそんなおばあちゃんが好きです。
おばあちゃんはとても優しいです。
おばあちゃんはお菓子をくれます。
おばあちゃんは毎日可愛い服をくれます。
だけど、そんなおばあちゃんがお母さんはきらいみたいです。
なんでか聞いたら
「おばあちゃんは少し変わってるのよ」
しか言ってくれません。
おばあちゃんはもう95歳です。長生きです。
そろそろ死んでしまうのでは無いかと言われました。
お母さんはほっとしてました。
ひどいです。
おばあちゃんに呼ばれました。
「おばあちゃんが死にそうになったら██くれる?」
わたしはいいよっていいました。おばあちゃんが長生きできるんだったらわたしは嬉しいです。
お母さんは泣いてました。
わたしをたくさん怒りました。
お母さんは嫌いです。
おばあちゃんはたくさんお菓子をくれるようになりました。
どこで売ってるのかきいたけど、おしえてくれませんでした。
最近おばあちゃんのちょうしがよくないみたいです。
心配です。
おばあちゃんはもう長くないみたいです。
おばあちゃんによばれました、
██ちょうだいって言われました。
あげました。
からだがとけていくようなかんじで、あたまがいたくて、たいせつなものがなくなっていって自分がじぶんじゃないみたいで、そして、いつの間にかわたしは、おばあちゃんになってました。
あと何日
あと何時
あと何分
あと何秒
生きられるのでしょうか?
わたしの名前はなんですか?
わたしは誰ですか?
私は███です
私の家はおばあちゃんが居ます。
おばあちゃんは今86歳らしいです。
おばあちゃんはいま558歳らしいです。
おばあちゃんはいいました。
「おばあちゃんが死にそうになったら███ちゃんの身体と交換しようね」
おばあちゃんは変です。
おばあちゃんは毎日甘いお菓子をくれます。
なんでか聞いたら
「███ちゃんの身体がおばあちゃんに馴染むように」
って言われました。
おばあちゃんは変です。
おばあちゃんは毎日服をくれます。
なんでか聞いたら
「おばあちゃんの好みになるように」
って
おばあちゃんは変です。
変です。
だけどわたしは何も出来ません。
おばあちゃんは本当は何歳なんでしょうか
おばあちゃんが事故にあいました。
病室に呼ばれました。
「███ちゃんの身体ちょうだい」
「███ちゃん」
逃げました
逃げたのに
お母さんが
捕まえてきます。
たすけ
わたしははるかです。私は███です。
私は昔から生きています。
少し昔から生きています。
また歳を取ったら
また身体を貰います。
わたしは○○です
ホラーを書いていくもの カいになる @kaininaru
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