作品を書くにあたって、基本的な作法を守った方がいい理由

 なぜ、文章の作法を守るべきか。そもそも、文章の作法とは? という方は、下記エピソードの後半を読んでください。


https://kakuyomu.jp/works/16818093085000419240/episodes/16818093085010145104



 簡単にいうと下記の通りです。


「――(ダッシュ)」や「……(三点リーダー)」が偶数でない。また、セリフの終わりに「〜〜。」と句点がついている。



 これは公募勢の方は身についていると思います。カクヨム内では、文章作法を守っていなくてもヒットします。ただ、カクヨムコンテストにおいては守るべきです。これには理由があります。



 カクヨムコンテストの応募要項などを見ると下記の内容で記載があります。



◾️最終選考対象作品の選出について


応募された作品の中から読者選考によるランキング上位作品と特別審査員による選出作品が最終選考にノミネートされます。

読者選考期間中の読者による評価がランキングに反映されます。また、カクヨム公式レビュワー(特集ページでレビューを執筆いただいているライター)、運営が指名する作品の発掘力の高いカクヨムユーザーがつとめる特別審査員が、推したい作品を選出します(それぞれ担当する部門から5作品程度)。


引用元

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_contest_10/detail



 読者選考では、評価による足切りが発生します。しかし、特別審査員によって選出されれば、星などの評価が低くても、最終選考に進めるのです。特別審査員も人間ですから、すべての作品に目を通すわけではありませんが。



 ここで冒頭の話に戻ります。審査員にも時間の限りがありますから、文章の基本ができていなければ、無条件に続きを読まない可能性があります。公募の場合、下読みがそういった指示を受けている場合もあります。今回はweb小説なので、必ず同じとは限りませんが。



 文章の基本が出来ていないだけで、チャンスを捨てるのはもったいないと思いませんか? コンテストを機に今後のためにも作法を身につけることをおすすめします。



追記

 「……(三点リーダー)」は偶数でないと作法として間違っていると書きました。一個だけなのはしょうがないかもしれませんが、間違っても「・・・」とするのは避けましょう。

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【追記あり】カクヨムコンテスト10に向けてスタートダッシュを 雨宮 徹 @AmemiyaTooru1993

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