不思議物語。〜食わず彼女〜

僕の名前は「古里 畦道（ふるさと あぜみち）」

僕の高校に、ひとりの女の子が転入してきた。
なんでも兵庫県から引っ越して来たらしい。
日本人なのに珍しくチャイナドレスなんか着ている。

担任がその子をクラスに紹介した。
そのこの名前は「梅干 （うめぼし）おむすび」さん・・・変わった名前・・・
「梅干」さんは牛乳瓶の底みたいなメガネをかけていた。
そこをマイナスポントに見たとしても彼女は可愛いかった。

もし彼女をアニメのキャラにしても可愛いと思った。

その日から僕は梅星さんのことが気になりはじめた。
ぜひとも仲良くなりたい。
だから僕は迷惑も顧みず、梅星さんに積極的に話しかけた