旅情を誘う丁寧な異世界ミステリ

異世界である「星と丸形の模様をシンボルに掲げた国」へと放り出された主人公の二人、未知流と慶太。

物語は二人の視点を通して語られていくのですが、描写が丁寧であり、そこで生きる人々の息遣いまでが聞こえてくるよう。

二人の視点ということも相俟って、違った視点から異世界の内情が浮き彫りになっていく様は、読んでいてとても楽しいです。

またミステリ要素も面白く、今後も更新を楽しみに拝読させて頂きます。
いつも素敵な物語をありがとうございます。