ヒトとは何かを削り出すかのような物語

とても興味深く拝読しています。
知性という原罪の到達点。
生物が持つ本能的な道筋から逸脱した異常性。
果たして種としてのヒトが辿り着く先は──
物語としても非常に面白く、ミステリー好きにはたまらない内容。
タグに扁桃体や海馬とあることからも、作者様は脳構造的観点からそれらを炙り出そうとしているのではないかと、続きが楽しみになっております。