生まれ変わったこの身に、前世の想いは宿るのか

酒場の女店主に買われ、物乞いの真似事をする少年、螺子。
もちろんこんなことしたくてやってるわけはありませんが、それでも生きるためには他に選択肢はありません。
支えてくれるのは、その酒場の娘のルイスだけ。

そうして物乞いを続ける中、運命の出会いが。
出会ったのは、螺子と同じ顔をした姫君。しかも相手は、なぜか螺子のことを知っている様子。そしてこの出会いは、前世から続く壮大な物語に続いていくのです。

もちろん、前世といってもそれに囚われなければならないという決まりがあるわけでなく、変わってしまったものもたくさんある。
けれど、生まれ変わっても受け継がれている思いもある。
螺子は、そして前世からの縁によって繋がった人々は、それぞれの思いにどう向き合い、どんな選択をしていくのでしょう。
そしてその先に、どんな結末が待っているのでしょか。