おまけ エピソード

停電から数日が経ち、夏と瑠璃は再びいつものようにゲームを楽しんでいた。しかし、そのゲームにはもう以前と違って、ただの遊びではなく、ねこまるとの思い出が刻まれていた。


「ねこまるのこと、忘れられないなぁ」と瑠璃がぽつりと言った。


「うん、私も」と夏が応じる。「でも、あの時間があったからこそ、私たちの気持ちがもっと近づいた気がする。」


「そうだね」と瑠璃が微笑む。「ゲームの中での体験が、私たちの関係に影響を与えたんだよね。」


二人は、ゲームの画面に映るキャラクターを操作しながら、お互いの気持ちをより深く理解し合っていた。ゲームの中での楽しさが、現実の感情をも豊かにしていることを感じていた。


「ねこまるが教えてくれたんだと思う。ゲームの中での冒険が、現実の私たちにも影響を与えるって」と夏が言った。


「うん、ねこまるの言葉を思い出すと、私たちがどれだけ大切な友達かを再認識できるよね」と瑠璃が答える。


「私たち、これからもずっと一緒にいようね」と夏が言うと、瑠璃が頷きながら言った。


「もちろん。これからもたくさんの思い出を一緒に作ろうね。」


二人は、お互いに微笑み合いながら、ゲームを続ける。画面に映るキャラクターたちも、二人の友情と心の繋がりを祝福しているように見えた。


「ねこまるが言ってたように、心の中でずっと繋がってるんだね」と瑠璃が呟いた。


「うん、これからもずっと」と夏が答えた。


その後も、夏と瑠璃はゲームを楽しみながら、心の奥深くで互いの大切さを感じ合い、いつまでも変わらぬ友情を育んでいった。

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雲に似合う夏 紙の妖精さん @paperfairy

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