ギャップの使い方が上手な、テクニック光る作品

まるで童話のような緩やかな雰囲気から始まり、その数秒後には「今」というギャップある現実をゴッとぶつけてくる、緩急のつけ方が光ります。
また、現代的な闇に触れる雰囲気があり、薄暗く汚いものへの憐憫欲をほんのりと刺激させてくれる、そんな予感がします。
レビューしたタイミングではまだ始まったばかりですが、将来性が強く感じられる作品だと思います。