お盆の朝に見た夢の話を。
瑞葉
第1話 旦那さんのお父さんの夢を見ました。
旦那さんのお父さんには、生きてらっしゃる時にたくさんお世話になりました。
実の父親とどこかお互いに恥ずかしがり、いい関係が築けずにいたわたしにとって、義理のとは言え、「お父さん」の役割をしてくださった方だったのです。
わたしが30代の頃で、結婚5年ほどしたあたりか。
旦那さんから、「自分のお父さんが仕事もしていなくて日中、家にいるから、このままだと認知症になってしまう。瑞葉から、仕事が休みの平日に、映画や食事に誘って欲しい」と頼まれました。
家庭のお役目ではありましたが、わたしは心底楽しんでいました。「ライオンキング実写版」や「罪の声」というグリコ森永事件題材の重たい邦画を見たのです。(特に、「罪の声」はひとりでは見られなかったと思います! 良かったのですが、なかなか怖い邦画でした)
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そんな義父も2年前の春に、ガンで亡くなってしまいました。
今年のお盆、義父のお墓参りに行けなかったのを気にしていましたが。
先ほど、義父がふっと夢に出てきたのです。
8月18日、朝の9時ごろか。
旦那さんと旦那さんのお兄さんが、「アメリカに行く」旅行の話をしています(夢の中のことです。あくまで)
そのアメリカ行きの乗り物に、義父が乗り込んでくる。
という、本当に一瞬の夢でした。
もしかしたら、お盆に家のあたりに帰省していた義父の魂は、アメリカに寄って、遠い場所に帰っていくのかもしれないですね🩷
お盆の朝に見た夢の話を。 瑞葉 @mizuha1208mizu_iro
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