概要

恵まれない付与魔術師に愛の手を! あと、十九歳のイケメンも……
 カルマの仕事は付与魔術師。剣や槍などの武器に魔術を付与して、攻撃力を上乗せする。

 しかし、武器が付与魔術を受け入れる回数には限界があった。上限回数を超えると、その武器は破壊されて粉々になる。

「あと一回! あと一回だけ頼む!」

 そういって粘る客を断り切れず、カルマがかけた魔法で名剣が砕け散った。
 客は絶望し、その怒りはカルマに向けられる。

「あたしのせいじゃない!」

 そう叫びたいが、客を怒らせたら商売にならない。カルマは怒りを抑え、唇をかんで客の罵声に耐える。

「ちっ! やってらんねえっての!」

 客が立ち去った後は、安酒を飲んでやさぐれるカルマの姿があった。

「武器が持つ魔術付与の限界を見極められれば、壊さずに済むはずよ」

 カルマは一念発起し、鑑定魔術を探す旅…続きを読む
  • 完結済31
  • 110,971文字
  • 更新
応援ありがとうございます。 拙い文章ですが、喜んでいただければ幸いです。

おすすめレビュー

★で称える

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?

関連小説