瑞々しい感性で描いた、二人の少年の物語小学生の時、自宅から遠く離れた都会の病院に長期入院したことがあります。入院中、仲が良くなった女の子がいました。脳腫瘍か何かで入院していた子です。トランプとかしてよく笑い合いましたが、その子はいつの日かいなくなりました。この作品を読んで、その子の事を思い出して涙が止まらなくなりました。天国で元気にしているでしょうか?
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「ねえあきら……… 再来週あたりにさ、 数十年に一回しかみれない流星群が通るらしいよ。」君は言った。俺は流れ星をみたことがない。今まで、君と一緒に、何度もみようとした。こんなに無愛想で、目つきが悪くて、友達が少ない俺の唯一の友達は、流星、君だけだったよ。友達、っていう肩書だけじゃなく、俺は君を心から――。君は俺の流れ星だ。「流れ星に願いを込めて」、やくそく。次の世界で、絶対に、幸せになろう。
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