何か置き換わったかのような感覚。日常、そんな風に「つかれ」ていそうで。

文体は安定感があって、読みやすい作者様です。
フランクで。すらすら読めました。
でも、最後まで読むと――。

「おぉっっ?」
ってなること必至。

当たり前の日常風景が、
ざらりと違う何か置き換わったかのような感覚。
日常、僕らはそんな風に「つかれ」ていそうで。

「なんか上手くいかないなぁ」
「つかれたなぁ」
そう思った時、場所を変えたり、心機一転したら上手くいくこともあって。

それは、僕ら「つかれ」ているのかも。


彼がずっと気にかけていたことは、そういうことなのか。
彼が明確に行動できなかった理由も気になりますが。
何より、この不思議な感覚をなんといえば良いのでしょうか。

【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語、参加作品のなかでも、本当にコワいと思いました。

何より、ノンフィクションというのが……。

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