厨二病については絶賛勉強中なので明るくないのですが、本作を私はスタイリッシュバトルアクション&サスペンス&ヒューマンドラマとして読んでいて、とんでもなく面白いです!
キャラクターがとにかく格好良くて!
コードネームがいちいち格好いいのは言わずもがな。
それを超えたキャラクターの人間性まで格好良くて魅力的なんです!
例えばリーダーで主人公のシュウさんは抜群に強くて、様々な能力を駆使して戦場を駆けるところが痺れるけれど、本当に彼に惹かれるのは優しい仲間思いなところで……。
戦う者たちの絆が形成されていくのも丁寧に描かれていて、厳しい戦いのなかにあっても、その場面は胸が温かくなってきて読んでいてとても心地よかったです!
また、1話分のボリュームが長すぎず短すぎずで、なおかつ1話の中で起承転結がしっかりしていて、作者様の表現力と筆致、技巧の高さが窺えます。ここは本当に凄いと思います!
手に汗握る熱いバトルや、くすぶる謎に立ち向かうサスペンス要素がもちろんメインです!
でもそれ以上に、仲間との友愛、絆を尊びたい方、ぜひご一読をお願いしますm(_ _)m
シュウ(男)は、戦場に身を置く部隊・ネームレスの隊長。
リッカ(女)は、平和で文明的な都市からネームレスに遠隔で指示を出す指揮官。
二人は一緒に仕事をしているが、生活環境も社会的地位もまったくちがう。
反目し合ってもおかしくない状況の二人だが、お互いに誠実な人柄のためだろうか。仕事を通じ、二人は強固な信頼関係を築いていく。
第81話まで読んでレビューを書いてます。
ちょうど驚きの新事実が分かり始めたところです。なので毎話、更新が楽しみ♪
このレビューを書いてる時点のキャッチコピーに『表には必ず裏がある』とか『その先の真実』とかありますが、まさにそんな感じの胸アツ展開が続いてます☆
敵を倒すだけの単純なストーリーでは無さそう。どんな真相が待ち受けているのか――興味津々です!
ファンタジーな異世界にある国ロア王国。そんなロアには謎の敵『レイダー』たちと戦う影の部隊『ネームレス』が存在します。
もうこの設定だけで、個人的に心が躍るのですが、このネームレス隊に所属している部隊のリーダーであり主人公のシュウ。
彼は悲痛な過去を持ち、絆を深めた戦友たちを失なっていますがその友らの為にも戦い続けています。
そしてもう一人の主人公とも言えるリッカ。彼女は若いながらも優秀で、ネームレス部隊の新指揮官となりますが前線に出ない事もあり部隊の皆とは最初中々上手くいかない。
ですが、的確な指揮と誠実な人柄で隊員たちの信頼を徐々に勝ちとっていきます。
そして愛国心の強いリッカですが、王国の影の部分にも次第に気づきはじめ……というミステリーのような要素もあります。
圧巻の戦闘シーン、戦場で剥き出しになる人間ドラマ、忠義を尽くす国への疑念と徐々に明らかになる事実……全てがハイクオリティでまとまった良作です。
骨太の重厚作品がお好きな方に特におすすめですね。
死神と呼ばれる闘士、シュウ・マールス。
彼は、たった四人となったネームレス部隊のリーダーです。
ネームレス部隊とは、謎の「レイダー」という敵と戦う、ロア王国の影の部隊。
表舞台に出ることのない、国によって隠密にされている部隊なのです。
ネームレス部隊がいくら戦果をあげ、仲間を失ってまで国を守っても、表立って称賛されることはありません。
あくまで彼らは影、という扱いです。
そんなネームレス部隊の新しい指揮官となったのが、リッカ。
彼女は遠隔地から指揮をする立場で、最初はネームレス部隊に疎まれます。
けれども、彼女の的確な指示と、ネームレス部隊の面々ときちんと向き合おうとする姿勢に、ネームレス部隊にも変化が……
バトルシーンが圧巻なこの作品。
プライドと、反感と、友情と、愛情が絡み合う人間模様も見逃せません。
ぜひ、おススメします。
『REVERSI〜真実を知るため、かの者は道を作る〜』は、光と影が交錯する戦乱の世を舞台に、歴史に名を刻まない「ネームレス部隊」の戦いを描く壮大な戦記です。主人公シュウ・マールスは、過去に失った仲間たちの残像を抱え、戦場に存在意義を求め続ける孤高の戦士。
そんな彼の前に現れた若き指揮官リッカ・ソールの真っ直ぐな信念が、部隊とシュウの心に新たな息吹をもたらします。国家の陰謀と失われた希望、そして信念を貫く者たちの葛藤が織りなす物語は、儚さと力強さを秘めた戦場の真実を鮮やかに描き出します。読者は、名もなき英雄たちの歩む“道”を見守りながら、戦乱の世界に秘められた深淵へと誘われていくことでしょう。
戦場で戦う者、彼らのことを皆が知っているとは限らない。
戦場に身を置き、死神と呼ばれる闘士、シュウ・マールス。国に忠義を尽くし、部隊を持つことになった指揮官、リッカ・ソール。
2人が暮らす場所は全く違う。お互いがその手を伸ばし、助け合うことはできる世界でもある。お互い国のため、仲間のために命を懸け、真実を求める者たちが行き着く先とは――――。
ロア王国には、モンスターを狩り、民から称賛の声を浴びている第1-9部隊が存在する。
いっぽうその裏で。国のために戦い、正当な評価を受けられない部隊が存在する。
その名もネームレス部隊。
この物語は、ネームレス部隊とそれを指揮する指揮官との、絆の物語。
終わりの見えない戦いの中、傷付いていく仲間たち。誰ひとり欠けることなく生き抜く難しさ。そんなもどかしさや葛藤を描いていて、だんだんと強さを増していく【敵側】の存在も読者側に常に不安を齎すので、ハラハラが止まりません。
そんな中でも仲間内のやり取りや、ちょっとした恋模様などもプラスの要素になっており、より絶望感が増すというか。とにかく油断できないストーリー展開。
続きが気になりますし、かなり面白いと思います。戦闘シーンがとても迫力があり、特に主人公のシュウと指揮官のリッカとの絆の変化が上手く描かれていて、ファンタジーでありながら人間ドラマとしても楽しめる良作だと思います。
気になる方はぜひ読んでみてください!
なんといっても圧巻なのが緊張感あふれるバトルシーンだ。
敵は驚異的なスピードで戦力を増していく謎の存在『レイダー』。
主人公のシュウがリーダーを務める「ネームレス」という4人の特殊部隊がこれを迎え打つ。
遠隔地から彼らに的確な指示を送る指揮官リッカ。
まるで針の穴をも通す正確性に戦地で発揮されるクオリティが桁違い。
嵐のような弾丸と突如飛来する爆発物。
それらを紙一重で交わしつつ敵を殲滅していく。
ネームレスとリッカとの共闘に目を見張るでしょう。
百戦錬磨のネームレス。
しかし、度重なる連戦の負担が祟り、ネームレスのメンバーは次々と傷ついていく。
いまこの瞬間にも、敵の数と能力が膨れ上がっていくと想像するだけでも恐ろしい。
傷の癒える時間も許さない警報音。またヤツらがやってくる。恐ろしい戦力と戦略とを提げて。
仲間の絆と通わせる心に胸が熱くなる人間ドラマも魅力。
差し迫るスリルと最善手を思わせる共闘の一挙手一投足からもう目が離せない。
剣と銃、そして魔法が交差する世界「ヨル」。
繁栄するロア王国と、敵対するアナザー帝国。
国を守る英雄たちの活躍が称えられる一方で、
決して光の当たらない"影の戦場"があった──。
ロア王国最強の部隊「ヒーロー」は、人々の希望として称賛される。
彼らが帰還するたびに、国は歓喜に包まれる。
しかし、その裏側で"歴史に残らない戦争"を繰り広げる者たちがいた。
王国のために戦い、死んでいく無名の兵士──
彼らの名は、"ネームレス"。
王国に存在しないはずの精鋭部隊。
その指揮を任されたのは、若き見習い指揮官リッカ・ソール。
彼女が接触したのは、"死神隊長"と呼ばれる男。
何度も仲間を失い、何度も歴史の闇に葬られてきた戦士たち。
光と闇、表と裏──運命が交錯するとき、"真実"が動き出す!
これは正体不明の「レイダー」と、それに立ち向かう秘密部隊「ネームレス」をシリアスに描いた物語・・・
主人公のシュウ・マールスは、新たに配属された指揮官リッカと通信で連携しながら任務を遂行します。リッカとのやり取りを通じて、彼女と「ネームレス」メンバーが絆を築いていく様子は、心に深く刺さります。シュウたちとリッカは異なる立場にありながらも、共に国に隠された謎を追い、国のために戦い続けます。
見どころは、何と言っても戦闘シーンです。シュウの魔力をつかった特殊能力を駆使した息詰まる展開や、仲間との緻密な連携が見事に描かれています。
本作は、国の裏に潜む陰謀や秘密に満ちた戦士たちの苦悩を描いた、手に汗握るシリアスな物語が好きな方にお勧めです。さらに、国や人物に隠された謎、キャラクター同士の深い絆や葛藤を追求するストーリーに魅了される方にも、ぜひ手に取っていただきたい一作です!
敵国からの侵攻に立ち向かう者たちの物語です。
王国は彼らによって守られていると言っても過言ではないのですが、国により存在を隠蔽されているため、国民は一切知りません。
そんな現状に不満を持つ指揮官との出会いから、物語は大きく動き出します。
最初、彼らは新しい指揮官に不信感を募らせていて、衝突することもありました。
しかし、そんな中でも指揮官は歩み寄る姿勢を崩さず、彼ら一人一人と真剣に向き合います。
そんな人と人との関わり合いや信頼をとても丁寧に描いているのがこの作品の魅力です!
そして…
新たな敵の数々…
規制されている情報…
激しくなる一方の戦場…
前線に立てなくなるほどの深手を負った仲間…
目まぐるしく変化する状況に読む手が止められませんでした!
ネームレスの部隊はきちんと評価されることもなければ過酷な戦場に送り込まれる、正規ではない部隊。
その部隊を指揮するのが本作ヒロイン・リッカさんです。
それまで指揮官と言えばネームレスからは「役に立たない」という意味で『牛・シキカン』と揶揄されるような、あまり関係の良いものではありませんでしたが、リッカさんは今までの指揮官とはいい意味で全く異なる存在のようで……?
戦闘シーンの見ごたえはもちろんのこと、コードネームやピット通話などもとてもかっこよく、そそられます。また、リッカさんとネームレスの間にある大きな溝と、それを埋めようとするリッカさんの努力、彼らの関係性の変化なども見どころの一つなのではないかと思います。
おすすめの作品です✿