それって、こ、

 2024夏開催の公式自主企画『怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語』には、実体験だけでなく創作話も書いていいようだ。
 なので、この話、怖さ加減がちょうどいい創作話だなぁと感心しながら読んでいた。

 おおむね、実話だそうだ。

 俄然、怖くなってきた。
 誰がそれを動かして、円筒形のプラ容器の中には何が。
 しかしあれをあれの代わりにするとは、センスを問う、もとい、不謹慎ではなかろうか。
 しかも置き去りだ。

 このくらいの生活密着感がある奇怪なエピソードが、『怖そうで怖くない少し怖い』には、ちょうどいいのかもしれない。