このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(198文字)
2024夏開催の公式自主企画『怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語』には、実体験だけでなく創作話も書いていいようだ。 なので、この話、怖さ加減がちょうどいい創作話だなぁと感心しながら読んでいた。 おおむね、実話だそうだ。 俄然、怖くなってきた。 誰がそれを動かして、円筒形のプラ容器の中には何が。 しかしあれをあれの代わりにするとは、センスを問う、もとい、不謹慎ではなかろうか。 しかも置き去りだ。 このくらいの生活密着感がある奇怪なエピソードが、『怖そうで怖くない少し怖い』には、ちょうどいいのかもしれない。
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