第16話

 何枚か撮った後、百田は突然に後悔した。いくら言っても、これは正しとは言えない。

 そこで、百田は撮ったばかりの写真を、パタパタと削除しだ。

 最後の写真を削除するとき、突然京子は何かに気づいたようだ、すっと立ち上がって、悪いことをした子供のように、頭を回した。

「っ!」

 びっくりしたように、京子は全身を震わせた。

 そして、ためらうことなくしゃがんで後の何かを拾い、遠くに投げた、ちょうとゴミ箱に入った。

 ……何もなかったかのように、以前のような落ち着いたの姿に戻った。

「も、もも、いつからそこにいるの?」

 百田は答えず、ただその何がなものが、落ちる方向を見ているだけ。

 本のようだ。

 赤と青の配色に、とても印象的です。

 フラシのように、京子が突然ここの前に来た、彼女は顔がとても緊張して、額に汗をかきました。

 無理に微笑み、そして顔に異常な赤。手で百田の頭を掴んで、強硬に百田を京子の目を見るようにした。

「ね、もも、何も見でいない、ですよね」

「え?」

「何も見でいないよね?」

「あ……うん」

 確かに何も見えませんでした。

「……ふ」

 京子はとても緊張しているような気がする。今はこの話をしないのほうがいいと思う。

「……えっと、京子」

「……」

「京子?」

「……」

「京子、さん?」

「あ、すみません。さっき考え事をして。」

 夢から覚めたかのように、京子は頭を上げて、百田に向かった。

「どうしだの、こんな時間でここにいるで?部活は?」

「最近は、たぶんは部活は辞める。しばらく参加しないて、と親がそう言いました。」

 京子は落ち着いた呼吸をしながら、口を開いて言った。

 彼女も少し憂郁そうだ。

「盗難事件がたくさん起こったでしょ、母さんが心配だから、早く家に帰ろうに言いました」

「そう、大変じゃない?」

「……まあ、どうせスポーツサークルではないし、しばらく行かなくても大した問題はない。」

 自分を説得するように、京子がつぶやいた。



 どうせ回り道になるから、京子と駅に送ってましょう。

 ……そう思いましたが、

 帰り道、京子はさっきの行動で、少し心に疑いが残っているのよう。時々、彼女は神経質な百田に盗み見る。

 1分間に20回程度。

 百田は京子の名誉を傷つけることはしたことないはず、誰かのようにじゃない。

 しかし、天気は彼らの気分を気にしていないようだ。駅に着いたばかりで、改札口に入る前、空には小さな水滴が降ってきた。

「まずい、雨が降りそう。」

「傘を持ってる?」

「……足速いから、大丈夫!」

 あんたね、と文句を言った後、京子はバッグの中の傘百田に渡した。さっきの道の葛藤とは違って、京子は全く躊躇しなかった、自分が濡れてしまうの心配は、全くないようだ。

「ほら、早く持って。」

「駄目だよ、女の子を雨に濡らして帰るなんて。」

「いいから、遠慮しなくでいい、病気が治ったばかりでしょ?長い付き合いだし」

 普段の状態を取り戻るのよう、いつもの優しさに微笑みを浮かべる京子。

「じゃ、またね」

「ありがとう」

「ドンマイ」

 別れた後、百田は手に持っている傘を開ける、外に向かって行く。

 途中まで行くと、雨がますます激しくなり。こんな雨の中を歩くと、全身濡れになりそう。百田はますます京子のことを心配する。

 雨を避けるために、百田近くのコンビニに入った。百田さんはまず妹にメールを送り、百花が傘を持っているかどうか確認します。

「……私が言う番ではないかも。」

 また、京子にメールを送った。彼女が家に着いたら、自分にメールを送って、と。

 妹のところから、すぐにメールが届いた。傘を持ってきたが、家に帰るのが遅くなると言った。

 しかし、京子の方は、なかなか返事がこない。まだ途中で、携帯を見ていないからかもしれない。

 しばらく時間をつぶしましょう。

 雑誌エリアの端に行って、ゆっくりと上の本を読んでいる。

 気づかないうちに、隣の雑誌のエリアに、横目で何があるか見えた。

 振り返ってみると、そこは、子供に見るではいけないところだ。ちらっと見ただけでも、それはモザイクをいっぱいかける必要がある。

 その混沌の中で、ある雑誌の表紙が、百田にとても見覚えを感じさせた。さっき見たような気がする。

 彼は手に持っている本を置いて、あちらに行きました。

「……'憧れたな人O娘O望に堕O込Oた、OれOり、終わOのないOO'」

 ビビしても、止められない熱いだな。上にあるの、衝撃的な人物のイメージはもちろんだ。

 しかし、彼に不思議なのは、子供には向いていないの内容ではなく、表紙に赤と青を組み合わせた配色が、百田に見覚えがある。

 このような雑誌の貸し出しにはいけない。 百田がこの雑誌を手に取って時、隣から誰かが百田を呼んだ。

「あなたは、まだ未成年でしょうか?」

 寝不足のおじさん店員は、百田のそばにいた。この人は足音がしない。怖い。

「あ、すみません。」

 百田なんだか少し心細い。でもすぐに反応した。百田はエッチな本を見るためじゃない……

 でも、このようにな発言は、ますますとあるかもしれないの、盗み見られそして捕まったの、思春期の少年に近づいた。

 そこで、百田はうつむいたまま、そのエリアを離れるしかなかった。

 ある距離を出て、振り返ってみると、この距離でそのエリアの本見える光景は違う。

 写真はもっとぼやけていて、ただの色の塊しか残っていない。

 突然、ひらめいて、何を思い出しました。

 この距離で、この雑誌と、さっき京子に捨てられたあの本は、ほとんど同じのようだ。

 ……ま、まさかでしょ?

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百田に信用すぎ! 笑って @wawo

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