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概要
母親に愛されなかった幼馴染が、私に残した真っ赤なモミジの栞。
娘が見つけたのは、私が昔作ったモミジの栞だった。
それを見ると、幼馴染の明日羽ちゃんを思い出す。
少し夢見がちで、勉強が苦手で、私の後ろをいつもついてきた女の子。 母親とうまくいっていなかった彼女にとって、私は数少ない居場所だった。
けれど中学生になった私は、そんな明日羽ちゃんを少しずつ疎ましく思い、距離を取るようになっていた。
ある夏の終わり。 久しぶりに二人で訪れた公園で、明日羽ちゃんはまだ緑色のモミジを見上げて言った。
「未来ちゃんと一緒なら、なんだってできるの」
あの夜、紅葉にはまだ早かった。
それでも私は、真っ赤なモミジの栞を持っている。
幼馴染の最期と、母親になった私へ残り続ける記憶の話。
それを見ると、幼馴染の明日羽ちゃんを思い出す。
少し夢見がちで、勉強が苦手で、私の後ろをいつもついてきた女の子。 母親とうまくいっていなかった彼女にとって、私は数少ない居場所だった。
けれど中学生になった私は、そんな明日羽ちゃんを少しずつ疎ましく思い、距離を取るようになっていた。
ある夏の終わり。 久しぶりに二人で訪れた公園で、明日羽ちゃんはまだ緑色のモミジを見上げて言った。
「未来ちゃんと一緒なら、なんだってできるの」
あの夜、紅葉にはまだ早かった。
それでも私は、真っ赤なモミジの栞を持っている。
幼馴染の最期と、母親になった私へ残り続ける記憶の話。
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