2つの時間軸で描かれる、克服と流転の物語

 母と志緒子、志緒子と娘。
 前半では、花を背景とした、(毒)親との苦い関係。後半では、毒の克服と満たされた日常が、対比的に描かれます。

 花の命も、人の命も「流転と再生」という共通項があります。花は物言わずに刈り取られますが・・人には抗い、克服する力がある。
 そんなメッセージ性を落とし込んだ、彼女たちの日常の1ページです。