概要
私はただの研究対象。でもこの王子、距離感おかしいような?
小国・ブローニュにおける聖女とは、血で継がれるものである。
初代聖女の家系であるベリテ家の長女・メアは、次期聖女と目され、王太子の婚約者とされていた。
しかし、聖女認定の儀式で聖女の印があらわれなかったために婚約破棄され、何もかもを取り上げられ、周囲に見下げられることとなる。
真の聖女であった妹の披露目の場で修道院送りを言い渡されるも、それに大国の王子・ユーリス・ディディアス・ノーデが異を唱える。
「メア・ベリテに、ユーリス・ディディアス・ノーデが希う。――どうか私と、婚約してほしい」
そんな言葉によってノーデに連れ帰られたメアに、ユーリスは求婚は嘘だったと告げ――?
『魔力研究狂い』の王子に研究対象としてお持ち帰りされた聖女失格の女が、奇妙に大事にされながら、心を取り戻していく話。
初代聖女の家系であるベリテ家の長女・メアは、次期聖女と目され、王太子の婚約者とされていた。
しかし、聖女認定の儀式で聖女の印があらわれなかったために婚約破棄され、何もかもを取り上げられ、周囲に見下げられることとなる。
真の聖女であった妹の披露目の場で修道院送りを言い渡されるも、それに大国の王子・ユーリス・ディディアス・ノーデが異を唱える。
「メア・ベリテに、ユーリス・ディディアス・ノーデが希う。――どうか私と、婚約してほしい」
そんな言葉によってノーデに連れ帰られたメアに、ユーリスは求婚は嘘だったと告げ――?
『魔力研究狂い』の王子に研究対象としてお持ち帰りされた聖女失格の女が、奇妙に大事にされながら、心を取り戻していく話。
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