第8話 インプット ~二次創作のススメ


 ここ数日、ひたすら本を読んでいました。

 

 私は『書きたい欲』と『読みたい欲』の波が交互にやってきます。

 読みたいときは執筆活動は一切せず、書きたいときは他人の作品はまったく読みません。

 とにかく極端なので、こんなときはぼっちで良かった!とつくづく思います。


 『自分が読みたいときに(読みたい作品を)読み、書きたいときに(書きたい作品を)書く』

 

 タグにも同じようなことを書きました

 何ものにも縛られない自由人です。

 自由すぎて、七月末締め切りのとあるコンテストに間に合わず参加を見送ることになってしまいましたが(笑)



 私が熱心に読んでいたのはハイファンタジー作品と、所謂『なろう系』と呼ばれる作品。

 二つともアニメを視聴し、つい続きが気になって書籍を買ってしまいました(単行本併せて九冊)。

 アニメ二期の放送日もそれぞれ決定しているので、今から非常に楽しみにしています。


 全くタイプの異なる二作品ですが、共通しているのはどちらも『面白い!』ということ。

 読み専から自分でも執筆活動をするようになってからは、他の作者さまはどのような文章表現をされているのか?に注目しながら読むことが多くなりました。

 しかし、意識していたはずなのに、気付くといつの間にか物語に没入。

 結果、趣味の読書を楽しむだけになっています……(汗)

 

 読み手を惹きつける。

 余計なことを考えさせない。

 

 私も、そんな魅力的な作品が書けるようになりたいです。



 ◇



 他の人の作品を読むと、気付かされることがたくさんあります。


『こんな発想があるのか』

『このような表現の仕方があるのか』


 と参考になったり、反対に


『自分なら、こう書くのに……』

『主人公は、こんな行動はしない!』

『あのキャラに、この台詞は言わせてほしくなかった……』


 なんて、上から目線の感想も持ったりします(笑)

 そして、同じ登場人物で自分なりの掌編や短編小説を書きたくなります。

 二次創作ですね。


 もちろんこれは世に出すものではなく、ずっと下書き状態のまま。

 自作品の展開に行き詰ったときや息抜きには丁度よい。

 おすすめです。


 振り返ってみると、私の創作活動のきっかけは推しマンガの二次創作小説を書き始めたこと。

 初めてサイトに投稿した作品は、読み返すと好きな小説の影響を多大に受けていました。

 二次創作は、これからも続けていきたい大事な活動です。



 ◇



 買った本はそろそろ読み終わるので、放置していた書きかけの続きをやらなければなりません。

 八月中には完成させないと、またコンテストに間に合わなくなります。

 

 しかし……


 昨日勢いあまってコミカライズにまで手を出してしまいました……(大汗)

 これを読み終えたら絶対に続きを書く!と自分に何度も言い聞かせます。

 面白い作品を書いた作者さまが一番悪いのだと八つ当たりをしながら、再び読書に戻ります。

 

 インプットって、楽しいですね。








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相互さん0(ゼロ)作家が考える、創作論(的)な話 gari @zakizakkie

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