第4話 いま、出版社が求めている題材とは?


 他サイトの話になりますが、エブリスタさんのほうで『HJ文庫&HJノベルス Web小説コンテスト』が開催されています(~2024年9月30日まで)。

 

 募集内容に、求めている題材がはっきりと書かれていますね。


 男性向け:現代およびファンタジーの世界観。

 『ハーレムファンタジー』、『ダンジョン成り上がり』、『異世界転生/転移』、『学園異能バトル』、『悪役転生』、『スローライフ』、『VRMMOアクション』。


 女性向け:ファンタジーの世界観。

 『異世界転生/転移』、『後宮ファンタジー』、『悪役令嬢』、『異世界ざまぁ・復讐』、『幼女主人公』、『お仕事もの』、『スローライフ』。


 

 男女問わず、『異世界転生/転移』と『スローライフ』は相変わらず人気ですね。

 他には、どの小説投稿サイトでもよく見かける『ハーレム』『ダンジョン』『悪役令嬢・令息』など。

 中華後宮ものは、やはり『薬屋のひとりごと』が人気だからでしょうか。

 私はアニメ化になる前から小説家になろうさんで読んでいて、書籍版もコミカライズ版も持っています。

 中華後宮ファンタジー作品を書いたきっかけも、この作品に大いに影響を受けたからでした。



 ここで注目するのは、女性向けの中にある『幼女主人公』です。

 カクヨムさん主催のコンテストで受賞し、今月書籍化された作品も幼女主人公のものがありましたね。

 その内、カクヨムさんでも『幼女主人公』や『中華後宮ファンタジー』に特化した中編コンテストが開催されるかもしれません。

 昔書いた作品を、幼女ものにリメイクするのも良いかもしれないと思っています。

 


 自作品のリメイクは、個人的にはかなりオススメです。

 設定を今の流行りに変更するだけですので、一から作品を作るよりは取り組み易いのが利点でしょうか。

 私は他サイトに投稿している和風ファンタジー作品を、中華後宮ファンタジーに作り変えました。

 職業などの設定やエピソードなどは、流用できるものはそのまま活用。

 新たに設定を設けたので、文字数は五万文字ほど増えました。

 

 これをカクヨムコン9に出してみたところ、初めて読者選考を突破することができました!

 無名のぼっち作家の作品をフォローや評価してくださった皆様、ありがとうございました。

 私には相互さんがいないので、作品のフォローや評価者の九割が読み専さんと思われる方々です。

 改めて、中華後宮ファンタジー作品は人気があるのだと再認識した出来事でした。

 

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