人魚になりたかった半魚人の話への応援コメント
こんにちは。また素敵な感想いただけて嬉しいです。
私にとっては今年が最初で最後の参加になります。
応募した3作全てに感想をいただけて光栄です。
今回、2作が中間選考を通過できました。非常に拙いので、どうして選ばれたのか疑問です。
特にこのお話は急いで書いたというのもあり、かなり駄作だと思っていました。
修正する気にもなれず消してしまおうかと思っていたのですが、選ばれていて驚きました。
中間選考作品を色々読み、圧倒的な文章力のもの、または巧拙問わず珍しい話が選ばれているように思いました。私のは設定が変わっているというだけで選ばれたのかなと思い少し悲しかったです。
けれどsnowdropさんに構成や表現も褒めていただき、この話にも良いところがあるのかもしれないと思えました。ありがとうございます。
今回は男性神話なのですね。
この話は短期間で書いた上に、文字数を削ることばかりに時間を費やしてしまいました。
そのせいで、おっしゃる通り言葉遣いや説明的な文、矛盾、わかりづらいところが発生してしまったと思います。少し修正しようと思います。
人物描写に深みを出すのはなかなか難しいですね。
今後は余裕をもって書けるようにしたいと思いました。
読者層は全く考えていませんでした。
改めて見ると、確かに児童向けなのか大人向けなのかよくわからない感じになっていますね。
どんな人に向けて書いているのか、今後しっかり意識していこうと気づかせてくださりありがとうございます。
名前やナイフ、不気味な感情はかなりわかりづらかったと思いますが、丁寧に考えてくださりありがとうございます。感情と理性がよく描かれていて感服すると言っていただき恐縮です。
正直自分でも無意識のうちに書いていたのですが、すっきりしました。
最近の感想は本文から抜粋し、それぞれ良いところやわかりづらいところを細かく書かれているのですね。
気になる書き出し、想像するところの描写、伏線が巧み、とお褒めいただき嬉しいです。
食事の印象や子供らしさ、体を傷つける意味の変化にも言及してくださりありがとうございます。
具体的な描写や気持ちの高め方が上手い、比較がいい、といったたくさんの身に余る言葉もいただけて本当に嬉しいです。
また、比喩や擬音語はとても好きなので、没入感があり独特の世界観を出せていると聞けて安心しました。
謎を散りばめたのも気づいていただけて嬉しいです。
いただいた感想を通して自分の書き方の特徴や強みがわかってきたような感じがします。
強みを活かし、苦手を克服していけるよう精進します。
今回は一応死も出てくるような話なので、もし読むときに苦しい思いをされていたら申し訳なく思います。
確かに、死を扱った作品ばかりでは楽しんで読むのもなかなか難しいですね。
それでも一つずつ読んで、向き合おうという姿勢に感銘を受けます。
ところで比較的自信のあった「普通になりたい」は落ちてしまいました。
おっしゃる通り外部の出来事を増やせていたら通過できていたかもしれないと悔やんでいます。
けれどユニークな表現が素晴らしいとおっしゃっていただけたのは今でも嬉しいです。
「ガーベラの笑顔」は通過できました。思い入れのあるものなので嬉しいのですが、改めて読み直すと心の声ばかりで何が言いたいのかよくわからないと感じました。
それでも選ばれた理由があるなら、それはsnowdropさんのおかげです。読み手からはどう見えるのか客観的に知ることができ、修正することができたからです。
本当にありがとうございます。
私もいくつか作品を読んでいて、難しい作品もありましたがsnowdropさんの感想を読むことで作品をもう一度理解できました。そして自分の考えの浅さに気づきとても恥ずかしくなりました。
「パピコ(仮称)」「エナちゃん」「ゴースト・ライト」「松ぼっくり祭壇」あたりの感想は特におもしろかったです。どれもつい読み直したくなる素敵な感想でした。
このように作品の様々な工夫にも気を配れたら、今後本を読むときもぐっと楽しめるなと思います。
ついに全ての感想を書き終えたのですね。
大変お疲れ様です。
悩んだりもうやめてしまおうかと思うときもたくさんあったと思います。それでも期限を決めて折れずにここまで続けられたのは本当に尊敬いたします。
私もsnowdropさんの姿勢を見習って、しっかり勉強がんばりたいと思います。
この度は、長いばかりで拙い私の小説を三つもお読みくださり、また素敵な感想をくださりありがとうございます。
全部の文字を読み、これほど深く考えてくださったのはsnowdropさんだけです。本当に嬉しかったです。
よく読み返し、参考にさせていただきたいと思います。
遅くなりましたが、goodレビュワー賞もおめでとうございます!
お忙しいところ長文失礼致しました。
ぜひゆっくりお休みくださいね!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
いろいろと気を使っていただき恐縮です。
結論をいえば、本作は非常に良かったです。
伏線が散りばめられていたこと、共感できるところが数多いと感じられたところ、教訓や考えさせられるところがあったこと、人魚が登場する数ある作品の中で半魚人を主人公にして違った角度で描かれていたところ、見た目の醜さや恵まれている環境に気づかず無い物ねだりするところなど私事として受け取れるところなどが良かったです。
つまり、物語に深く入り込めたわけです。
そういった作品は、ある程度抜粋しないと、全体をうまく掴んで感想が書けないと感じます。わかりやすくいうと、サラッと書かれている文章の中に、いろいろなものが含まれていて、つい見落としそうになるからです。
実際、いい話だと思っても、初見では名前やナイフなど、どういう意図で登場しているのかまでは、初見ではわからなかったです。
一度目に書いた感想では、表面をなぞった感想を書きます。
ただ、なぜだろうと引っかかるところは、お風呂に入りながら考えるわけです。あれこれ考えて、気づいて、調べて、それを説明して感想をかくためには、抜粋する必要がでてくるのです。
本作は、数行の中に伏線や感情など、いろいろなものがこっそり入っていましたので、一筋縄ではいかないと感想を書きながら思い知らされた次第です。
書く前は、すぐ終わると思ったのですが、予想以上に時間がかかりました。それだけのものが、本作には込められていると感じたわけです。
気がつくと、三作品を読ませていただきました。
他の作者さんが書かれている作品を無視して、三つの作品だけで比較すると、二つの作品が中間選考に通過しているのは頷けます。
感覚でわかりにくく申し訳ないですが、「ガーベラ」は内面をさらけ出して、えぐってくるようなところがある。「人魚」もまた、さらけ出しては問いかけ、教訓をもたらすところがある。どちらもかなり深く立ち入っている。それにくらべて「普通」はこういうことはあるよねと共感できるけれども、二つと比べて浅く感じる。
設定がかわっているというより、他の人とちがう見せ方で二つの作品は書かれていると思います。「普通」はどちらかといえば、見せ方が普通なのです。それが悪いわけではないです。書かれた三作品で比較したとき、作品のウリになるものがあると感じたのは、中間選考された二つです。
そこから先は好み、ジャンルで別れてくるでしょう。「ガーベラ」は現代社会に生きる学生の日常を題材にしたエンタメ寄りの私小説、「人魚」は大人も楽しめる児童文学。どちらにも良さがあります。私の好みとしては、こちらの「人魚」の作品は良かったと思います。
何かしら参考になりましたら幸いです。
勉学ともども、励まれてください。
こちらこそありがとうございました。
花が舞う季節にへの応援コメント
作者です。
中間選考を突破した瞬間からsnowdrop様に感想を書いていただけるのを楽しみにしていました。
心情描写や梅助が幼い子供に見える演出、文章に読みやすさなど工夫した点が読者の方々に伝わっているのだなと思い、嬉しさと安堵が込み上げてきています。
反面、葬式の場面で両親の登場が無かったりですとかサブキャラクターの過去にまつわる情報が薄かったりなどおざなりになってしまった点もしっかりと見抜かれていて、ロング部門規定の20,000文字に到達するまでに残っていた約1,400文字でもう少し工夫できた箇所を認識することができました。
またこの作品は一度40,000文字に達してしまった文章を削ってどうにかロング部門の規定に収まるように書いてしまい、その削った中に咲桜、春華、美琴、雅人、四名の高校時代のエピソードが入っていたので、感想を読みつつ惜しいことをしたなと改めて痛感しています。
そして最後まで読み進めている途中、唐突な
「当分、彼女を作ることはなさそう」
に声を出して笑ってしまいました。咲桜は春華一筋ですし今では梅助にデレデレの愛犬家ですから、もしかしたら当分どころか一生新しいパートナーを作ることはないかも知れません。彼の人生なので私も分かりませんが笑。
最後になりますが、ここまで詳細に読み込んだ感想を書いてくださり本当にありがとうございました。いただいた感想をバネにこれからも精進して参りますので、またお会いできる機会がありましたらその時はよろしくお願いいたします。
気温がこれからどんどんと下がっていきますので、お身体にはお気をつけて。
snowdrop様の書かれる感想と作品、これからも楽しみに待っています。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
楽しみにしていらしたとのこと、恐縮です。
お気遣い痛み入ります。
私の感想が何かしらお役に立てたなら幸いです。
読者を楽しませることを意識されて書かれていたと思います。
四万字ある作品を半分削られて作られたとのこと。だから必要な場面を活かす構成でまとめられた感があったのですね。二万字以内にまとめるのはむずかしいですが、描きたいものを書いてから削って短くするやり方は間違っていないと思います。
勉学ともども、これからも励まれてください。
こちらこそ、ありがとうございました。
DIGITAL SINGLE「Bride」への応援コメント
ご批評、誠にありがとうございます。
そんなに大して考えてなかったところを大いに褒めて下さり、今、とてもニヤニヤしております。表現においての様々なご指摘は、本作の推敲及び今後の創作活動の参考にさせて頂きます。
それと、一つだけ。
タイトルについての考察では、私が予期していなかった高度なお考えを示してくださりましたが、DIGITAL SINGLEとは、最初の考察の通り、デジタルシングルとしてリリースされた楽曲のことであり、楽曲ではないものの、私の音楽への憧れから、作品をSINGLEと呼称しているまでです。私の他の作品を見れば、1st SINGLE、2nd SINGLEと頭に書かれているのがうかがえると思います。
今回は、このような駄作を評価して頂き、本当にありがとうございました!
クリエイターとして、この上ない喜びを、今、感じております。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
批評なんて恐れ多い。あくまで私の感想です。
何かしらお役に立ちましたら幸いです。
タイトルはそうでしたから。こだわりを感じたのですが、作品をSINGLEと呼称されていましたか。他の作品にまで気が回りませんで申し訳なく思います。
こちらこそありがとうございました。
けやきの夜明けへの応援コメント
こんばんは、森谷はなねです。
拙作を分析していただけて、改善点も挙げていただけて……自分の作品がこのように深く読んでいただけるというのは嬉しいものですね。
なんだか感動してしまいました。本当に、すごく嬉しいです。
アドバイスなど、今後の創作活動の参考にさせていただきます。
この度は素敵なレビューをありがとうございました✨
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
分析と言うか、私はこういうふうに読みました、という感想です。
分析しているつもりはないのですが、そう言われると、そんなふうに思われても仕方ないかもしれません。
一応、大人をやらせてもらっていますので、感想で「よかった」「面白かった」「すごかった」という書き方をするのは如何なものかと思い、よくよく読んで書くことにしています。懸命に書かれる作家さんに対して、私なりに敬意を払っている次第です。
何かしらお役に立ちましたら幸いです。
こちらこそ、ありがとうございました。
編集済
光台高等学校文芸部への応援コメント
こんばんは。家猫のノラです。
前から、感想を書いてくださっていることは認識していたのですが、なかなかタイミングが合わずに、コメントをしそびれておりました。中間審査を突破した今日、改めて感謝を伝えたいと思います。
まず、私の、拙くも全力な、この熱を、ここまで受け止めてくれる大人がいることに私はとても驚き、そして感動しました。
五感の表現は言われるまであまり意識していませんでした。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚と分けてみるとこれだけの不足が見えてくるのですね。リアルに生き生きとしているキャラクターを書きたかったので、悔しいところです。
青春に起こる謎は、パンドラの箱みたいなもので、解いてしまえば傷つく誰かを生む、痛々しい過去を暴く、知られたくない心の内を覗くことになります。それでも真実を求めたいと思ってしまう、未熟な高校生を書きたかったです。
ラストは、その責任を自身で負いつつも、潰れてしまう前に仲間に手をとられ、そしてちょっとした偶然の重なりもあって、一歩を踏み出すことができる。その爽やかさが、伝わったようですごく嬉しいです。
2万字ということもあり、苦しい思いをして、削った箇所も多いです。特に謎解きはもっと丁寧に、ぞくぞくするように書けたらよかったなと思います。2万字の使い方を、もっと考えたいです。
書き上げたその瞬間は、何の根拠もない自信を持っているのですが、その次には何の根拠もない不安が襲ってくるもので、そんな時に、snowdropさんの感想を見つけました。救われました。
本当に、ありがとうございます。カクヨム甲子園に参加して、良かったです。
私は高校一年生です。来年も、再来年も、この感想に励まされ、そして教えを受けながら、書いていきたいと思います。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
中間選考に通過したこと、まずはおめでとうございます。
恐縮です。なにかしらお役に立ちましたら幸いです。
一つの作品を書ききったことで学ぶことは多かったと思います。
体験を糧にし、指針にして、次作は最高のものを書いてください。
そのくり返しをしていけば、今よりもっと遠くへと手が届くようになるでしょう。
比較して良いのは、過去の自分と今の自分です。
目指すときは、未来の自分を思い描いて今の自分を近づけてください。
こちらこそありがとうございました。
編集済
各駅停車みらい行きへの応援コメント
snowdropさん、はじめまして。藤堂こゆです。
この度はこのように感想を書いてくださってありがとうございます。
『各駅停車みらいヶ丘行き』は半ば自己満足のように、自暴自棄のように、自分の中の荒れ狂う感情を整理しながら書いた、そんな作品ですが、素敵と言ってもらえてとても嬉しいです。
また客観的な分析をたくさんいただいてすっごく勉強になりました。
伝えたかったことさらには書いた自分でも気づいていなかったことが伝わっていたり、逆に力量不足で伝わらなかったことがあったり。
それから自分の視界がいかに狭かったかということにも気づかされました。書く力、人間性ともに未熟だなあ、と。
この作品は私の岐路であり、snowdropさんにいただいた感想・アドバイスは私の目を開いてくださいました。
これからもずっと書き続けていきたいと思っています。
ありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
何かしらお役に立てましたら幸いです。
実に素敵な、読後感もいい作品でした。
これからも励まれてください。
こちらこそ、ありがとうございました。
素敵な感想をありがとうございます!彼女達の物語を見届けていただけて、喜びで胸がいっぱいです。
たくさんのアドバイスもありがとうございました!今後の創作活動の参考にさせていただきます。
拙いところも多々あったと思いますが、読んでいただけて光栄です。ありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
読んでみたいと思って読みました。
吹奏楽部の彼女たちの頑張る姿がとても良かったです。
こちらこそありがとうございました。
立ち止まって、歩き出すへの応援コメント
早くこの感動をコメントに書きたい!!と思いながらも文化祭等々あり遅くなってしまいました。
まず最初にsnowdrop様にご助言を頼んでおきながら、その最中に作品を更新してしまったこと、大変申し訳ございません。
作品の内容が変われば、感想も変わる。こんな当たり前のことが頭の中に入っておらず煩わしい思いをさせてしまいました。
本当にごめんなさい。
そして、そんな私の作品を読んで感想を書いてくださり、ありがとうございました。
──
起承転結を意識していましたが、三幕ハ場という構成は知りませんでした。自分の作品がそれに当てはまっていたことを知り、驚きと少しの安心感を覚えました。
ネットで小説の書き方を調べ、五感を意識して書くのが良いと知り、実践したのですが、今回感想を頂いたことでそれが「どのような効果を生み出すのか」という部分を学ぶことができました。
アドバイスをくださる時に、なぜここはこうした方が良いのかと、理由を明確にしてくださったおかげで、上辺だけの訂正にならずに済みました。とてもありがたいです!
特に感動したのはsnowdrop様が書かれた例文を読んだ時です。
私が書きたかったイメージをなぜこんなに綺麗に書けるのか。
「すごい」の一言に限ります。
高橋蘭の描写が少なくなっていたことも教えて頂きました。主人公の気持ちだけでなく、主人公に関わりを持つ人の描写にも気をつけていこうと思います。
最後に。
私は小学2年生の時にサッカーと出会いましたが、中学1年生の終わり頃に主人公と同じく突発性の多汗症を発症し、大好きなサッカーを辞めました。プロバンサインも実際に飲んでいます笑。
サッカーや多汗症に関する見解が具体的で、読みながら調べてくださったんだな、と思いました。嬉しかったです!
snowdrop様が教えてくださったことに加え、新たに自分の色を混ぜながらもう少し作品を編集します。
(甲子園には行けなくても、自分が満足いく作品ができたら良いなと思います)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
これからもお身体に気をつけて頑張ってください!
長文失礼いたしました。
ご返信にはお気遣いなくお願いいたします。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
起承転結や三幕など、構成を意識して作るのは読み手に共感してもらいやすくするためです。なので、起承転結を気にしながら書かれたことが良かったのだと思います。
五感の描写が良かったです。一つだけでなく、他の感覚描写を組み合わせつつ、感情も絡めて書いていたので、試合など臨場感がでていました。
推敲するときは、時間や日にちをあけるといいです。自分で書いた内容を忘れるくらいな状態で客観的に読むと、意味がわかりにくいとか、スッキリしないとか、感じると思います。時間がないときは、数時間、あるいは一日おいて、音読するといいです。
声に出すと、手直ししたくなるところがみつかりやすいです。
実体験が作品に生かされていたのですね。作家さんの体験が少し入っていると、作品が生きてくることがありますね。
感想を書く際に、調べました。
何かしらお役に立てたのなら幸いです。
「自分が満足いく作品」いい言葉ですし、大事なことです。
お気遣い痛み入ります。
勉強とともに、創作も励まれてください。
こちらこそ、ありがとうございました。
編集済
三十八万キロメートルの永遠への応援コメント
snowdropさん、初めまして。
螢惑星と申します。実はsnowdropさんの感想は前々から知っていました。その時から感想を書かれることを夢見てましたので、このように丁寧に作品に感想いただけたこと、嬉しく思います。私は高校三年生で、これがsnowdropさんに感想を書いていただける最後の機会でしたので、喜びはひとしおでした。
このような素敵な感想をいただけたお礼というには足りないかもしれませんが、snowdropさんの感想で嬉しかったことなどを少し詳しく書かせてください。
>本作はかぐや姫をもとにしたファンタジーSFで、百合とミステリー要素がある。主人公の美月が搭乗したエレベーターが、月と地球、どちらへと向かっているのか、ちょっとだけわかりにくくしている(よく読めば、そんなことはなく月から乗っているのはわかる)。
ここの部分はわざとわかりにくく致しました。そうすることで読者に少しでも驚きを提供できたらいいなと思ったためです。けれど、それで分かりにくくなってしまうのも本末転倒でしたので、月から乗っていることもわかるようにはしたつもりです。ですので、気づいていただけて嬉しいです。
>遠景で「わたし、月に帰らなくちゃいけないの」衝撃的な告白をし、近景で口に出したと念を押し、心情で物語にするにはロマンチックが足りないと語っている。
ここで、読者にかぐや姫を思い出させることで、美月がどこにむかっているのか分かりにくくしてみました。あとはこの言葉があることで、美月が月に帰らなくてはいけない前提を早くから伝え、読者が読みやすくなればいいと思いこのセリフから始めました。
>どんなエレベーターなのか、「この宇宙エレベーターは大きい商業施設の中で透明な筒の中を通るエレベーターを長くしたような見た目をしていた」「水族館のように仄暗いエレベーターの中で階数表示だけが煌々としている。その数字は、三十八万から徐々に減っていた」わかりやすい描写に想像しやすい。
ここは気にかけたところでした。自分の中の宇宙エレベーターのイメージを正しく読者に伝えられるように気を付けました。リアリティのある世界を意識したところです。
>流れるように、それでいて興味と期待を抱かせる導入は、読者もいっそに思い出の世界へ連れて行ってくれるようで素敵。
思い出を思い出すときはいつも流れるように沈み込んでいくことが多いと思ったので、読者もそのように美月の過去にお連れできたらと思いこのようにしました。いろいろ気にかけながら書きましたので、そのように言っていただけて大変嬉しいです。
>過去と現在を行き来する構成が物語に深みを与えている。宇宙エレベーターというSF的な要素と青春の思い出が融合している。
>エレベーターに乗っているだけで、主人公に動きはほとんどない。でも、回想の中では動きが書かれている。現実では静、回想では動を描きながら、過去と現在を行き来して、月から地球へ向かう構造は、読み手の気持ちをおおきく揺さぶってくる。
過去と現在を行き来する構成は読者に負担をかけるかもしれないなと思いつつも、どうしてもこの構成がいいと思いそのままにした部分でした。不安な部分もありましたので、そう言っていただけて少し安心できました。
>「なんとか修正しようと二人で試行錯誤しながら落書きをしていく。引っかかりがなく変にペンが画面を滑るのが違和感だった。画面に映っているのはいつも鏡で見ている顔ではなく、目が異様に大きいロングの女の子。まるで自分じゃないみたいだった。私はそれに、分からなくなったら困るし、一応、と思い、美月と書く」「最後に唯一綺麗に取れていた写真の下の方にBFFと大きく書いていた」こういうところに現実味を感じる。
自分の経験をもとに、足りないところは調べるなどして補完しながら書きました。女子高生らしさや今しか書けないリアリティを詰め込もうと思っていましたので、その言葉がすごくうれしかったです。
>「柚希は自分の言葉にくしゃりと顔を顰める。柚希の心が揺れたその動きに触れて、私の胸には仄暗い喜びが生まれる。でもそれ以上に別れというものが明確な形をなして、私の肺を満たす。それはずんと身体を重くした。柚希は深呼吸を一つした後、私を真っ直ぐ見つめた。そして少し強気の笑顔を浮かべながら言った」ここの表現が実に良い。
こだわったところなのですごく嬉しいです。自分の経験を引っ張り出して、リアリティをだそうとなかなかに苦心いたしました。
>表情の描写はいいけれども、主人公の内面の葛藤や感情をもう少し具体的に描くと、より共感を与えることができるのではと考える。
ここは自分でも悩んでいるところなのですが、できるだけ独白などではなく表情やしぐさで感情表現をしたいと思っている試みの最中という感じです。もっと精進したいと思います。
>「聞こえてくる地球の他の研究者たちの声を無視して、私はあの頃からずいぶんと大人びた彼女に声を掛ける」とあるけれど、どこに彼女がいるのかを探すといった、柚希との再会シーンをもう少し詳細に描けば、もっと感動的になった気がする。
ここは12日までに直しておきます。アドバイスありがとうございます……!
改めて、このような素敵な感想ありがとうございました。
ショートストーリーへのお礼はまたそちらでさせていただきます。
図々しくて申し訳ないのですが、もしよろしければ最近あげたもうひとつのロングストーリー部門に出している小説「心臓が満ちるまで」を読んでいただけると嬉しいです……!
本当にお時間があったらで大丈夫です。
このような感想は私も含め必ず高校生の力になっていると思います。ですが、どうかお体にお気をつけください。
本当にありがとうございました。
長文失礼しました。
螢惑星
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
そんな事を言っていただけるとは恐縮です。
あくまで感想です。何かしらお役に立てたのなら幸いです。
素敵なお話だと思います。
勉強と創作に励まれて精進なさってください。
こちらこそありがとうございました。
編集済
普通になりたいへの応援コメント
こんにちは。素敵な感想ありがとうございます。
また感想を書いていただけるとは思ってもみませんでした、とても嬉しいです。
先日は丁寧な返信とレビューコメントをくださり、中心軌道についても教えてくださりありがとうございます。
今回も、主人公が抑圧された自分自身に向き合う型なのですね。
前回もそうですが、今回も感情豊かとお褒めいただきありがとうございます。
私の強みは心理描写かなと思ったこともあるのですが、自分よりずっとずっと上手な方はたくさんいて、いつも心が折れそうになります。
それでもsnowdropさんは私の書いたものに、感情の揺れ動きが丁寧、共感しやすい、感情を揺さぶると言ってくださいました。
snowdropさんの言葉のおかげで、このまま書き続けていいんだと思えました。
みね子の内面についても考えてくださりありがとうございます。
また、五感を全て取り入れられるよう工夫したので気づいていただけて嬉しいです。
独特な表現やオノマトペもとても好きなので、こだわって色々書いてみました。
特徴的な言葉を書けるようになりたいというのは私の目標の一つなので、ユニークと言っていただけて嬉しいです!
リアルだとも言ってくださり嬉しいです。読み手が入り込めないお話になっていたらどうしようといつも不安に思っていたので、動きや臨場感が出ていたと聞けてすごく安心できました。
外部の出来事を増やした方が良いのではというアドバイス、自分では思いつきませんでした。時間をかけてよく考えてみようと思います。
本当に高校生が主人公のアニメが多いなと思っていたのですが、なるほどそういう理由があるのですね。
snoedropさんはいつも、作品で取り上げられていることまで詳しく調べられていて本当に律儀な方なのだなと思います。
感想、もう250作品分も書かれたのですね。本当にお疲れ様です。
snowdropさんの近況ノートなど少し拝見したのですが、感想はこの書き方でいいのだろうかと悩まれているようで心が痛みます。
ですが、snowdropさんがそれぞれの作品に丁寧に向き合おうとされていることは十分に伝わってきます。私と同じように多くの人が励まされていると思います。
どれも本当に丁寧で素敵な感想なので、気負いすぎないでいただけたらなと思います。それと、ご無理だけはなさらないでくださいね。
拙作に真剣に向き合ってくださり本当にありがとうございます。
いただいた感想、大切に何度も読み返そうと思います。
こちらの感想の最後のあたたかいメッセージもとても心が染みました。
長文失礼致しました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
今回の作品は表現がこだわられていて、高校生のリアルな感じがよく描けていて良かったなと思います。
たしかに、他人の作品と比較すると負けそうになる気持ちに襲われると思います。比較していいのは、過去の自分です。
常に、新しく書いた作品は以前書いたものよりもいい出来になっている、そう自信を持っていえるように高めていってください。気づいたときには、とんでもない頂きに上っているかもしれません。
こちらこそ、ありがとうございました。
魂削って書いたのでへの応援コメント
snowdropさん、本当にありがとうございます。色々と自分の中でもう一度場面ごとに振り返って最終改稿しようと思います。
結構以前いただいた感想と比べ言いたいことが伝わっているような気がして、良かったです。修正したかいがありました。
と言いますか、こんな詳細に書いて下さるとは思ってなかったので、短期間でここまで書いて下さって本当に感謝しかないです。
いつも謙遜されていますが、snowdropさんの感想に救われている人は多いと思います。何度も作品を見ている側からは見えない視点は絶対にありますし、何より感想をもらえたという経験が自信に繋がります。なかなかここまで寄り添って下さる方はいないです。
ぜひ、無理はあまりしないようにこれからも頑張って下さい。心から応援しています。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
恐縮です。
書いているのは、あくまで感想です。
具体的にあれやこれやいうのはおこがましいと思っています。
作品をより良くするのも、出来に責任を取れるのも作者だけです。
当初は、倍の分量を書こうとしていました。それだけ修正箇所があったのではなく、細かく書いたほうがいいのではという考えからでした。
でも、長く書かれては読まれる側も大変だと思い直し、要点をまとめ次第です。
なにかしらお役に立ったのでしたら幸いです。
お気遣い感謝します。
ありがとうございました。
イヌカミさまは遣唐使!への応援コメント
お読みくださり、そしてこのような素敵なコメントまで書いてくださりありがとうございました✨
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
面白く、楽しんで読めて良かったです。
こちらこそ、ありがとうございました。
ねがい桜の約束への応援コメント
昨年から引き続き、【ねがい桜の約束】を取り上げてくださりありがとうございました。同じ作品でまさか二度も感想をいただけるとは思わず、去年同様泣きそうになっています笑
去年の執筆時はどこかぼんやりしていた「物語の結論」の部分を(自分の中で)はっきりさせようというというゴールを目指し、今年は改稿に踏み出しました。
私自身今年は陸前高田に行っていないのもあり、無駄にいじくると「改悪」になってしまうかもしれないと怖がる気持ちもあったのですが、結果的にやってよかったなと思っています。
稚拙な文章に変わりはないですが、完成度の低さに後悔するばかりだった去年と比べて、幾分かこの物語を愛することができるようになりました。
過去から現在に切り替わるところは、正直今でも悩んでいます。懲りずにまた少し、手直しするかもしれません。
また、ラストの「またね、がいつかは……」の部分は私も気に入っており、いいと言っていただけて嬉しいです。
まだ応募締め切り前でありながら、この感想集にはすでに沢山の感想が並んでおり驚いています。snowdropさんの熱量がこもった丁寧な感想には、私を含む沢山の高校生が背中を押されているはずです。
まだまだ暑い日が続きますので、お身体に気をつけてお過ごしください。
二年分の感想、本当にありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
昨年よりも、キュッとしまった感じがして、まとまっていてよかったとおもいます。
恐縮です。たかが一人の感想です。
こちらことありがとうございました。
赤い鳥は青い星に飛ばないへの応援コメント
感想ありがとうございます。
構成やキャラクターの深い中身の部分をもっと練る必要があることに気付き、勉強になりました。
今作、自分の好きな世界観を詰め込んでいるため、読者が共感してくれるか不安でしたが、共感を抱いていただけたり、描写が評価されたりしていて安心しました。自分の好きなものを磨いて作品作りの原動力にしていきたいと改めて感じました。
また、このストーリーだけでは松空と結藍の関係性がふわりとしてるなと感じているので、今作におけるストーリーをしっかり支えるような展開を考えたいです。
それから、タイトルにもこだわりを持って作りましたので、納得していただけたことをこちらの感想を読んで、嬉しく思っています。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
読み手に共感ができるように、意識して書かれているのはわかりますし、伝わってきます。
情熱がこもった作品で、いい印象でした。
この作品をしっかり描くには、原稿用紙350枚くらい、文庫本一冊くらいあれば描き切ることができると思います。
手間が掛かりますが、一度350枚くらい書いてから内容をまとめ、応募枚数に落とし込んでみるのも一つの方法です。そうすると、ダイジェストっぽくなりますが、どこを残し、どこを削るのかがわかってくると思います。
そんなことしなくとも、それぞれの割合、バランスをみながらプロットを書いてみて、それから書いてみるのもいいかもしれません。
ありがとうございました。
ラピスラズリを纏ってへの応援コメント
感想をありがとうございます。
少し時間が経って自分で書いた作品を読み返してみると、推敲をしたはずなのにもう少し工夫していたらもっと分かりやすく進められたかもしれないと感じることが最近特に増えました。そのため、snowdropさまに教えていただいた推敲について再度読み返し、自分なりに試してみています。この作品を振り返ると、キャラクターの個性をもっと掘り下げる必要があったかもしれないと思います。ただ、暗い雰囲気ではなく前向きなストーリーにしたいとの想いで執筆しました。想いが伝わっていて嬉しかったです。反省点を克服できるよう努めていきます。
また、私は自分の作品の良い部分を見つけるのが苦手で、改善点を見つけるために繰り返し振り返ることが多いと感じています。そのため、snowdropさんの感想はいつも励みになっています。作品の、いい部分や着眼点を丁寧に感想やアドバイスをされているのを読むと、真剣に向き合っていただいている姿が伝わってきますし、応援してくださっている大人の存在を感じることができています。そのことがとても支えになっています。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
何かしらお役に立てているようでしたら幸いです。
自分の欠点ばかり気になるものですが、ほんの些細なこと、小さなことでもいいので自分を褒めてみてください。一人で起きられたとか、自分で顔が洗えたとか。できていることは存外、見逃してしまいがちです。
面白いお話が思いつけてるとか、ここの表現は上手くできたとか、小さないいところを積み上げて、自信にしていってください。
創作だけではなく、勉強も生活も同じです。
書き終えたら、しばらく時間を置いたり、作品のことを忘れて違うことをしたりして、それから推敲してみてください。
納得いく作品にするのは、作者さんなのですから。
ありがとうございました。
閃冰奏でる幻想曲への応援コメント
読んでいただき、そして感想までくださりありがとうございます…!!
この小説では、内容についてだと特に「関係性」を重視したので、まずはそこが上手く伝わってくれたようでめちゃくちゃ嬉しいです…!
書き手視点の話をすると、読みやすさ・テンポ感・読者との共感性・情景描写に力を入れたのでその点が評価されてるのがめちゃくちゃ嬉しいです!!
また、感想を拝読させてもらい、「あ、たしかにな」という箇所も見つかったので、指摘していただいた点含め、修正に活かさせてもらおうと思います!
最後に、何十回も書き直したタイトルの意味に気づいてくれたことがなにより嬉しかったです!!!
ありがとうございました! 長文失礼しました…!
作者からの返信
読んでいただいましてありがとうございます。
作品にあった素敵なタイトルだと思いました。
何かしらお役に立ちましたら幸いです。
ありがとうございました。
夕陽が紡ぐ物語への応援コメント
納得できることばかりだ…講評ありがとうございます。
特に時間軸があいまいなところは別の人にも指摘されました。心端側からの視点を増やすとよいのですか。成程。美紗と心端の場面の文字数に差が生まれすぎてしまうのもよくないのでは、と思い少しばかり文字数を抑えてしまっていたところもあったので改善したいと思います。聞くべきことではないと思います。しかし、美紗の名前を第一話でどう出せばよいのでしょうか。啞然とすることで驚きを表現しています。もし現実ならそこで相手の名前を言えないと思ったから。会話の途中で挟み込めるところがないかは確認してみます。
ご指摘ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただいましてありがとうございます。
あくまで感想です。
私はこう読みましたというものであって、答えではないです。
それはともかく、一話の主人公である美紗の名前は、読者に共感してもらうためにも出すといいのではと思ったからです。わかりやすくなりますし。
心端との再会で名前を出せないのならば、「でも心端ちゃんに『またね』って言って先に帰ってもらったら寂しくなっちゃって」の回想で、「美紗ちゃん、またね」と出すのはどうかしらん。
仲が良かった頃なら、名前を呼び合っていてもおかしくないと思います。
自分が納得のいく作品に仕上げるためにも、少しずつ良くしていってください。
ありがとうございました。
君が吐いた一つの嘘。への応援コメント
作品を取り扱っていただきありがとうございます。
snowdropさんの感想を読んで、確かに矛盾しているところが多いと思い、大幅に改稿させていただきました。
この感想をきっかけに読み返してみたらほかにも未熟な点が多くありました。
ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきまして、ありがとうございます。
何かしらお役に立ちましたら幸いです。
お話としては面白かったと思います。
応募規定の注意事項に「応募受付期間の終了後に作品の修正・更新を行う場合は、作品を公開した状態で行ってください」とあります。つまり、応募期間中の手直しも認めているでしょう。
納得いく作品にしてみてください。
ありがとうございました。
月下の歌への応援コメント
今年も読んでいただきありがとうございます! 反応が遅くなりすみません……
今年は余韻が残るような、人によって解釈が分かれるような作品にしたかったのでこのような終わり方になりました。
なのでセナの行動についてあまり言及しませんが、セナも、悠に惹かれていたとは思います。
情景描写はあまり自信がなかったので、そう言っていただけて嬉しいです! ありがとうございます!
作者からの返信
読んでいただきまして、ありがとうございます。
なるほど、たしかに余韻が残り、解釈が別れるような作品でした。書きたいものが書けていたこと、なによりです。
冒頭辺りの描写は良かったと思います。
セナも、そうでしたか。
お暇なときにでも読んでいただけたら幸いです。
ありがとうございました。
ガーベラの笑顔への応援コメント
こんにちは。素敵な感想ありがとうございます!
公開してから、何言ってるかわからんという小説になっていたらどうしようとずっと不安だったので、内容が伝わったようで安心しました。
心情表現や五感の描写はこだわったところなので、褒めていただけてとても嬉しいです。書き出しの意図もぴったり汲み取っていただけて本当に嬉しいです。
女性神話と中心軌道というのは、この話に似た神話があるということでしょうか?
タイトルは依存の象徴としてつけたのですが、明るい意味で解釈されたのですね。その解釈の方がいいような気がしてきました。読み手目線を知れて興味深かったです。
主人公の親についても書いていたのですが蛇足かと思って削ってしまいました。リマは他人(主人公)に依存してしまう性格なのですが、やっぱりわかりづらいですよね。いただいたアドバイスをもとによく検討してみようと思います。
こんなに細かいところまで読み込んでくださって、きっと時間もかかったのですよね。
拙作のためにわざわざありがとうございます。嬉しくてずっと眺めていました。今回のお言葉、また何度も読み返して心に刻みつけますね。
snowdropさんの書かれる感想はどれも着眼点が素敵で、作品を読んだ時には見落としていた点に気づかされることも多いなという印象があります。
これほどの数の作品を読み、一つひとつ丁寧に分析して感想を書いていくのは並大抵の努力でできることではないと思います。読んだ作品には真摯に向き合うというその心意気に敬服いたします。
これからもsnowdropさんがご無理なさらずに書くこと、読むことを楽しまれるよう祈っております!
長文失礼致しました。
作者からの返信
読んでいただきまして、ありがとうございます。
最初は、この作品はなんだろうと思いながら読んでいました。詠み続けていると、これはなかなか良いなと思いました。描写は表現はこだわられていましたね。
基本的に、私が見ているのは、主人公の葛藤の軌道です。
お話にはいろいろな型があります。
本作の女性神話の中心起動というのは、自分が自身の本来の姿を認めることでなにかへと変わる主人公の話。主人公が向き合うのは、抑圧された自分自身です。
型としては、「xは過去を隠して生きていることzという現在を手に入れている。そこにYという過去が現れ、xを本来の姿へ誘う。やがてzが悪化。xはYを救うべく過去を認めた行動を取り、Yを駆逐。同時にzも失う。xは新たな本来の姿(未来)を求めて旅立つ」です。
xは主人公で、Yはリマ、zは伊那ちゃんに依存。型にはめてみれば、おっしゃるようにリマが他人に依存するキャラなのはわかる。でも、お話からわかるかといえば、ちょっと難しかったと思います。
この感想の書き方が、本当に作者さんにとっていいのかどうかは、わかりません。それに、私はこう読んだという感想なので、正解の答えではないです。こういう見方もできるのでは、と参考にして、自身が描きたい物語世界を描いてもらえたら幸いと考えてます。
感想を書くことに励みすぎて、読むことの楽しみがおろそかになりかけているのに気づかせていただきまして、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、無理してたので、気をつけます。
ありがとうございました。
本心にスケルツォへの応援コメント
貴重な感想ありがとうございます。
とても嬉しいです。活力源になり、救われています。
これから投稿する、カクヨム甲子園に参加する作品の推敲も楽しんでいきます。
それから、どうか暑い日が続きますので、体調には気をつけてください。
私も倒れないように、休憩を挟みながら執筆活動をしていきます。
「カクヨム甲子園2024」の作品を読んで、応援しています。
作者からの返信
読んでいただきまして、ありがとうございます。
創史視点で書かれた作品が応募されて、驚きました。
面白い試みであり、二作を読むことで作品の世界感がよくわかったのは良かったと思います。本作単体ではどうだろうかと、あれこれ考えました。心情や内面の葛藤などはよく書けているので、そうしたところは、素直だと思いました。
恐縮です。これから暑い日々が続くでしょう。すでに悲鳴をあげている状態ですが、コツコツ読んで書いていきます。
千桐さんもお体に気をつけて、楽しんでください。
ありがとうございました。
編集済
ハッピーエンドの向こう側への応援コメント
snowdropさん、丁寧な感想をありがとうございました。
感想を書いていただけてたのはかなり前から認知していたのですが、この返信を書いては消し、書いては消しているうちにあっという間に結果発表の日が来てしまいました。遅くなってしまってごめんなさい。
オストリープについて考察してくださりありがとうございました。
お恥ずかしながらあまり深い意味はなく、元ネタは「東階段」をドイツ語に訳したものです。
Google翻訳で聞いたものを言いやすく変えたものなので、実際は「オストラップ」もしくは「オストレッペ」気味ですが。
このお話は、『ハッピーエンドの向こう側』の筋書きと、劇中劇の【アパッショナート!】の筋書きが似通っている、というちょっとメタ的な要素を入れたものです。劇中劇の中で5人がオストリープを結成するというのは、現実で5人が東階段に集まって演劇をやる、ということに重ね合わせているため、このような名前になりました。
なぜドイツ語か、というと単純に音楽用語にドイツ語が多いからです笑
如月いのりの「私一人で歌うの苦手なんだよね」の台詞は、後半いのり目線の回想で、「炎上案件をきっかけに部員が去っていって、合唱部員が自分一人になってしまったトラウマ」の伏線のつもりでした……が、色々はしょりすぎてわかりづらいですね。
この点だけでなく、詰め込みすぎたせいで情報がギチギチ→削りまくった挙句全体的に中途半端になってしまった、というのが今回一番反省している点です。
二万字に見合う筋書きに考え直すか、二万字の中でももう少し上手くやれたんじゃないかなとも思います。(零の回想シーンが長いのは私も薄々思っていたので感想で言っていただけて納得しました)
この作品を中間選考で拾ってもらえただけでも奇跡だと思っていたのに、蓋を開ければ最終選考まで残っていて驚きました。
私がまだ気づいていないこの作品の良さもあったのかなあ、と考察しているところです。
心理描写や表現等、色々褒めていただけて本当に嬉しかったです。
カク甲に参加した2年間『ねがい桜の約束』の方もふくめ、snowdropさんからいただいた3回分の感想は全部スマホのメモに保存して、時々見返してはニヤけてます。ずっと私の背中を押し続けてくれる、大切な感想です。
本当に、本当にありがとうございました!!