このエピソードを読む
2024年11月11日 17:54
こんにちは。また素敵な感想いただけて嬉しいです。私にとっては今年が最初で最後の参加になります。応募した3作全てに感想をいただけて光栄です。今回、2作が中間選考を通過できました。非常に拙いので、どうして選ばれたのか疑問です。特にこのお話は急いで書いたというのもあり、かなり駄作だと思っていました。修正する気にもなれず消してしまおうかと思っていたのですが、選ばれていて驚きました。中間選考作品を色々読み、圧倒的な文章力のもの、または巧拙問わず珍しい話が選ばれているように思いました。私のは設定が変わっているというだけで選ばれたのかなと思い少し悲しかったです。けれどsnowdropさんに構成や表現も褒めていただき、この話にも良いところがあるのかもしれないと思えました。ありがとうございます。今回は男性神話なのですね。この話は短期間で書いた上に、文字数を削ることばかりに時間を費やしてしまいました。そのせいで、おっしゃる通り言葉遣いや説明的な文、矛盾、わかりづらいところが発生してしまったと思います。少し修正しようと思います。人物描写に深みを出すのはなかなか難しいですね。今後は余裕をもって書けるようにしたいと思いました。読者層は全く考えていませんでした。改めて見ると、確かに児童向けなのか大人向けなのかよくわからない感じになっていますね。どんな人に向けて書いているのか、今後しっかり意識していこうと気づかせてくださりありがとうございます。名前やナイフ、不気味な感情はかなりわかりづらかったと思いますが、丁寧に考えてくださりありがとうございます。感情と理性がよく描かれていて感服すると言っていただき恐縮です。正直自分でも無意識のうちに書いていたのですが、すっきりしました。最近の感想は本文から抜粋し、それぞれ良いところやわかりづらいところを細かく書かれているのですね。気になる書き出し、想像するところの描写、伏線が巧み、とお褒めいただき嬉しいです。食事の印象や子供らしさ、体を傷つける意味の変化にも言及してくださりありがとうございます。具体的な描写や気持ちの高め方が上手い、比較がいい、といったたくさんの身に余る言葉もいただけて本当に嬉しいです。また、比喩や擬音語はとても好きなので、没入感があり独特の世界観を出せていると聞けて安心しました。謎を散りばめたのも気づいていただけて嬉しいです。いただいた感想を通して自分の書き方の特徴や強みがわかってきたような感じがします。強みを活かし、苦手を克服していけるよう精進します。今回は一応死も出てくるような話なので、もし読むときに苦しい思いをされていたら申し訳なく思います。確かに、死を扱った作品ばかりでは楽しんで読むのもなかなか難しいですね。それでも一つずつ読んで、向き合おうという姿勢に感銘を受けます。ところで比較的自信のあった「普通になりたい」は落ちてしまいました。おっしゃる通り外部の出来事を増やせていたら通過できていたかもしれないと悔やんでいます。けれどユニークな表現が素晴らしいとおっしゃっていただけたのは今でも嬉しいです。「ガーベラの笑顔」は通過できました。思い入れのあるものなので嬉しいのですが、改めて読み直すと心の声ばかりで何が言いたいのかよくわからないと感じました。それでも選ばれた理由があるなら、それはsnowdropさんのおかげです。読み手からはどう見えるのか客観的に知ることができ、修正することができたからです。本当にありがとうございます。私もいくつか作品を読んでいて、難しい作品もありましたがsnowdropさんの感想を読むことで作品をもう一度理解できました。そして自分の考えの浅さに気づきとても恥ずかしくなりました。「パピコ(仮称)」「エナちゃん」「ゴースト・ライト」「松ぼっくり祭壇」あたりの感想は特におもしろかったです。どれもつい読み直したくなる素敵な感想でした。このように作品の様々な工夫にも気を配れたら、今後本を読むときもぐっと楽しめるなと思います。ついに全ての感想を書き終えたのですね。大変お疲れ様です。悩んだりもうやめてしまおうかと思うときもたくさんあったと思います。それでも期限を決めて折れずにここまで続けられたのは本当に尊敬いたします。私もsnowdropさんの姿勢を見習って、しっかり勉強がんばりたいと思います。この度は、長いばかりで拙い私の小説を三つもお読みくださり、また素敵な感想をくださりありがとうございます。全部の文字を読み、これほど深く考えてくださったのはsnowdropさんだけです。本当に嬉しかったです。よく読み返し、参考にさせていただきたいと思います。遅くなりましたが、goodレビュワー賞もおめでとうございます!お忙しいところ長文失礼致しました。ぜひゆっくりお休みくださいね!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。いろいろと気を使っていただき恐縮です。結論をいえば、本作は非常に良かったです。伏線が散りばめられていたこと、共感できるところが数多いと感じられたところ、教訓や考えさせられるところがあったこと、人魚が登場する数ある作品の中で半魚人を主人公にして違った角度で描かれていたところ、見た目の醜さや恵まれている環境に気づかず無い物ねだりするところなど私事として受け取れるところなどが良かったです。つまり、物語に深く入り込めたわけです。そういった作品は、ある程度抜粋しないと、全体をうまく掴んで感想が書けないと感じます。わかりやすくいうと、サラッと書かれている文章の中に、いろいろなものが含まれていて、つい見落としそうになるからです。実際、いい話だと思っても、初見では名前やナイフなど、どういう意図で登場しているのかまでは、初見ではわからなかったです。一度目に書いた感想では、表面をなぞった感想を書きます。ただ、なぜだろうと引っかかるところは、お風呂に入りながら考えるわけです。あれこれ考えて、気づいて、調べて、それを説明して感想をかくためには、抜粋する必要がでてくるのです。本作は、数行の中に伏線や感情など、いろいろなものがこっそり入っていましたので、一筋縄ではいかないと感想を書きながら思い知らされた次第です。書く前は、すぐ終わると思ったのですが、予想以上に時間がかかりました。それだけのものが、本作には込められていると感じたわけです。気がつくと、三作品を読ませていただきました。他の作者さんが書かれている作品を無視して、三つの作品だけで比較すると、二つの作品が中間選考に通過しているのは頷けます。感覚でわかりにくく申し訳ないですが、「ガーベラ」は内面をさらけ出して、えぐってくるようなところがある。「人魚」もまた、さらけ出しては問いかけ、教訓をもたらすところがある。どちらもかなり深く立ち入っている。それにくらべて「普通」はこういうことはあるよねと共感できるけれども、二つと比べて浅く感じる。設定がかわっているというより、他の人とちがう見せ方で二つの作品は書かれていると思います。「普通」はどちらかといえば、見せ方が普通なのです。それが悪いわけではないです。書かれた三作品で比較したとき、作品のウリになるものがあると感じたのは、中間選考された二つです。そこから先は好み、ジャンルで別れてくるでしょう。「ガーベラ」は現代社会に生きる学生の日常を題材にしたエンタメ寄りの私小説、「人魚」は大人も楽しめる児童文学。どちらにも良さがあります。私の好みとしては、こちらの「人魚」の作品は良かったと思います。何かしら参考になりましたら幸いです。勉学ともども、励まれてください。こちらこそありがとうございました。
こんにちは。また素敵な感想いただけて嬉しいです。
私にとっては今年が最初で最後の参加になります。
応募した3作全てに感想をいただけて光栄です。
今回、2作が中間選考を通過できました。非常に拙いので、どうして選ばれたのか疑問です。
特にこのお話は急いで書いたというのもあり、かなり駄作だと思っていました。
修正する気にもなれず消してしまおうかと思っていたのですが、選ばれていて驚きました。
中間選考作品を色々読み、圧倒的な文章力のもの、または巧拙問わず珍しい話が選ばれているように思いました。私のは設定が変わっているというだけで選ばれたのかなと思い少し悲しかったです。
けれどsnowdropさんに構成や表現も褒めていただき、この話にも良いところがあるのかもしれないと思えました。ありがとうございます。
今回は男性神話なのですね。
この話は短期間で書いた上に、文字数を削ることばかりに時間を費やしてしまいました。
そのせいで、おっしゃる通り言葉遣いや説明的な文、矛盾、わかりづらいところが発生してしまったと思います。少し修正しようと思います。
人物描写に深みを出すのはなかなか難しいですね。
今後は余裕をもって書けるようにしたいと思いました。
読者層は全く考えていませんでした。
改めて見ると、確かに児童向けなのか大人向けなのかよくわからない感じになっていますね。
どんな人に向けて書いているのか、今後しっかり意識していこうと気づかせてくださりありがとうございます。
名前やナイフ、不気味な感情はかなりわかりづらかったと思いますが、丁寧に考えてくださりありがとうございます。感情と理性がよく描かれていて感服すると言っていただき恐縮です。
正直自分でも無意識のうちに書いていたのですが、すっきりしました。
最近の感想は本文から抜粋し、それぞれ良いところやわかりづらいところを細かく書かれているのですね。
気になる書き出し、想像するところの描写、伏線が巧み、とお褒めいただき嬉しいです。
食事の印象や子供らしさ、体を傷つける意味の変化にも言及してくださりありがとうございます。
具体的な描写や気持ちの高め方が上手い、比較がいい、といったたくさんの身に余る言葉もいただけて本当に嬉しいです。
また、比喩や擬音語はとても好きなので、没入感があり独特の世界観を出せていると聞けて安心しました。
謎を散りばめたのも気づいていただけて嬉しいです。
いただいた感想を通して自分の書き方の特徴や強みがわかってきたような感じがします。
強みを活かし、苦手を克服していけるよう精進します。
今回は一応死も出てくるような話なので、もし読むときに苦しい思いをされていたら申し訳なく思います。
確かに、死を扱った作品ばかりでは楽しんで読むのもなかなか難しいですね。
それでも一つずつ読んで、向き合おうという姿勢に感銘を受けます。
ところで比較的自信のあった「普通になりたい」は落ちてしまいました。
おっしゃる通り外部の出来事を増やせていたら通過できていたかもしれないと悔やんでいます。
けれどユニークな表現が素晴らしいとおっしゃっていただけたのは今でも嬉しいです。
「ガーベラの笑顔」は通過できました。思い入れのあるものなので嬉しいのですが、改めて読み直すと心の声ばかりで何が言いたいのかよくわからないと感じました。
それでも選ばれた理由があるなら、それはsnowdropさんのおかげです。読み手からはどう見えるのか客観的に知ることができ、修正することができたからです。
本当にありがとうございます。
私もいくつか作品を読んでいて、難しい作品もありましたがsnowdropさんの感想を読むことで作品をもう一度理解できました。そして自分の考えの浅さに気づきとても恥ずかしくなりました。
「パピコ(仮称)」「エナちゃん」「ゴースト・ライト」「松ぼっくり祭壇」あたりの感想は特におもしろかったです。どれもつい読み直したくなる素敵な感想でした。
このように作品の様々な工夫にも気を配れたら、今後本を読むときもぐっと楽しめるなと思います。
ついに全ての感想を書き終えたのですね。
大変お疲れ様です。
悩んだりもうやめてしまおうかと思うときもたくさんあったと思います。それでも期限を決めて折れずにここまで続けられたのは本当に尊敬いたします。
私もsnowdropさんの姿勢を見習って、しっかり勉強がんばりたいと思います。
この度は、長いばかりで拙い私の小説を三つもお読みくださり、また素敵な感想をくださりありがとうございます。
全部の文字を読み、これほど深く考えてくださったのはsnowdropさんだけです。本当に嬉しかったです。
よく読み返し、参考にさせていただきたいと思います。
遅くなりましたが、goodレビュワー賞もおめでとうございます!
お忙しいところ長文失礼致しました。
ぜひゆっくりお休みくださいね!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
いろいろと気を使っていただき恐縮です。
結論をいえば、本作は非常に良かったです。
伏線が散りばめられていたこと、共感できるところが数多いと感じられたところ、教訓や考えさせられるところがあったこと、人魚が登場する数ある作品の中で半魚人を主人公にして違った角度で描かれていたところ、見た目の醜さや恵まれている環境に気づかず無い物ねだりするところなど私事として受け取れるところなどが良かったです。
つまり、物語に深く入り込めたわけです。
そういった作品は、ある程度抜粋しないと、全体をうまく掴んで感想が書けないと感じます。わかりやすくいうと、サラッと書かれている文章の中に、いろいろなものが含まれていて、つい見落としそうになるからです。
実際、いい話だと思っても、初見では名前やナイフなど、どういう意図で登場しているのかまでは、初見ではわからなかったです。
一度目に書いた感想では、表面をなぞった感想を書きます。
ただ、なぜだろうと引っかかるところは、お風呂に入りながら考えるわけです。あれこれ考えて、気づいて、調べて、それを説明して感想をかくためには、抜粋する必要がでてくるのです。
本作は、数行の中に伏線や感情など、いろいろなものがこっそり入っていましたので、一筋縄ではいかないと感想を書きながら思い知らされた次第です。
書く前は、すぐ終わると思ったのですが、予想以上に時間がかかりました。それだけのものが、本作には込められていると感じたわけです。
気がつくと、三作品を読ませていただきました。
他の作者さんが書かれている作品を無視して、三つの作品だけで比較すると、二つの作品が中間選考に通過しているのは頷けます。
感覚でわかりにくく申し訳ないですが、「ガーベラ」は内面をさらけ出して、えぐってくるようなところがある。「人魚」もまた、さらけ出しては問いかけ、教訓をもたらすところがある。どちらもかなり深く立ち入っている。それにくらべて「普通」はこういうことはあるよねと共感できるけれども、二つと比べて浅く感じる。
設定がかわっているというより、他の人とちがう見せ方で二つの作品は書かれていると思います。「普通」はどちらかといえば、見せ方が普通なのです。それが悪いわけではないです。書かれた三作品で比較したとき、作品のウリになるものがあると感じたのは、中間選考された二つです。
そこから先は好み、ジャンルで別れてくるでしょう。「ガーベラ」は現代社会に生きる学生の日常を題材にしたエンタメ寄りの私小説、「人魚」は大人も楽しめる児童文学。どちらにも良さがあります。私の好みとしては、こちらの「人魚」の作品は良かったと思います。
何かしら参考になりましたら幸いです。
勉学ともども、励まれてください。
こちらこそありがとうございました。