あとがき
こんばんは!青鳥翔です。今作「神条家のしきたり」を読んで下さりありがとうございました!今回の物語は前作「幽界への扉の道を斬り開く」に少し似たテイストで執筆しました。ただホラーというより主人公の成長を軸に書いていたのでホラー要素ないじゃん!と思った方もいると思います。
では前作のあとがき同様今回も同じような内容でいきたいと思います。
※まず神の加護を失った沙月について。
沙月は最後カスミの技によって神の加護が得られなくなった結果並みの霊能力者となってしまい、日本をのみ込む事故や事件をうちとめるのにかなりの時間が必要となりました。それにより助けられなかった人も大勢いました。しかし沙月は遺族一人一人に誠心誠意謝り、しきたりを通して霊とのかかわり方を学んだ事でその場にあった術を放ち、結果的に全国に広まった心霊スポットにいる悪霊を鎮圧出来たのです。
※弟子の存在について
沙月の役に立ちたいという強い心を持った霊能力者が自ら沙月の元へと来て、弟子になりたいと頼み込んだ事で沙月の後を追う存在となりました。沙月の中に眠っていた秩序の神の力を察知した事で沙月の存在を知る事が出来たのです。しかし並みの霊能力者になった沙月ですがその力は凄まじく、まだ誰も沙月の力に勝てていません。
※なぜ今回戦争の事を背景にホラー作品を書いたか。+戦争した国の名前について
どうしても人間の負の部分を書きたかったんですよね。悪霊が生まれる原因=戦争や事故、事件によるものだと考えているので。しかし今回書いたものには実話を入れていません。全て自身の想像で生みだした文章です。ただもう少し戦争について理解を深めてから書くのが良かったかなと思います。ちなみにカトとコルド、ストロンガーという国が出てきましたがそれらの名前はてきとうに考えました。
※沙月の成長について
本当は100部屋あるので100話以上書きたいと思っていたのですが、単純に自身の想像力がなかったのと長く続けてもマンネリ化してしまうだろうなと思い、30話以内にまとめました。その為いつのまにか沙月が成長している!?と思った方が多いと思います。最初はあんなに怯えた子だったのにと。あと早苗が生気を失っていくシーンももう少しうまく書ければよかったなと思いました。
二作品目という事もあり前作より読みやすく出来たと思いましたが、三作目を書くとしたらもう少し文章を学んでからにしようかなと思います!また、小説を書く事で小説を読む事も楽しみの一つとなったので良かったなと思いました。
ところで貴方は霊はいると考えますか?これに関しては二極化すると思います。個人的意見ですが、僕はいると思いますね。SNS、テレビ番組に載っている心霊動画などはあまり信じないですが、戦争、事件、事故を通じて起こる心霊現象、呪いはあると思います。守護霊がその人を守り無事生還したなどの話も聞きますので。ただ、僕自身が心霊スポットに行くというのはしたくないです。祟られるのが怖いというのとそういう場所には霊との対話が出来ない一般人が行くべきではないと考えているからです。もし霊鎮術がこの世界にあったら心霊スポットも鎮圧出来たかもしれませんね。
では改めまして「神条家のしきたり」を最後まで読んで下さりありがとうございました!!あと、前作「幽界への扉の道を斬り開く」もよろしければご覧くださいませ。
神条家のしきたり 青鳥翔(あおとりかける) @aotori_kakeru
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