美しい言葉の連なりと、ラストに明かされる激重な執着にドキドキです!

  • ★★★ Excellent!!!

かつて、病を癒やす異能をもち「仙女」と呼ばれた睡蓮。
異能をうしなってからも人々の為に働くも、第二皇子との婚姻直前に誘拐され、妖魔が出るという山に放置されてしまう。絶体絶命の危機に睡蓮の目の前に現れたのは……?

中華✕「闇落ち寸前」溺愛中編ファンタジーです。


【おすすめポイント】
■ドアマットヒロイン・睡蓮の変容
異能を用いて人の為に尽くしたにも関わらず、異能を失うや否や、あっさり人々に手のひらを返される。しかしそれでも人の為に尽くすことをやめなかった健気なヒロイン・睡蓮。
彼女が助けられた先で休息を得、自己を恢復しながら、よりしなやかに花開いていく姿が清々しいです。

■彼女を取り巻く二人の男性
一方、そんな彼女を見守る二人の男性にも注目です。
はっきりとした言葉はないけれど、好意ダダ漏れな秋雪と、
ストレートに好意を伝えてくる天擂。
二人に挟まれた睡蓮が選ぶのは……?な、恋模様も大注目です!

■世界観を彩る存在たち
中華な雰囲気の世界観ならでは、な神秘的な存在たちにも注目です。
人語を解し、人の姿も取れちゃう虎ちゃんや、逆に人から龍の姿にもなれちゃう龍人。これらの存在が、お話の世界に幻想的な雰囲気と、世界観の奥行きを感じさせてくれます。
 
睡蓮の護衛についた虎ちゃん、可愛いです。
ツンとしていますが、睡蓮の相談相手としても活躍してくれます!
女性バージョンも素敵です。

【どんな人向け】
☑けなげなドアマットヒロインのお話が読みたい方
☑中華、仙女、龍人、このワードにピンと来る方
☑重ためな執着が読みたい方

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