その男、禍犬。しかし恋する相手の前ではカッコつけたい、ただのピュアな男

単刀直入に言いますが、センスに溢れすぎている作品です。
キャラクター、世界観、台詞回しや文章がお洒落すぎて興奮します笑
一味も二味も違うファンタジー作品で、同じファンタジー作品を執筆している身として嫉妬しちゃうくらいにはセンスに溢れすぎている作品です。大事なことなので二回言いました。
主人公ヴィクターはクラリスにベタぼれな訳ですが、牙を抜かれたわけではなく、戦闘になれば最凶と呼ぶにふさわしい恐るべき魔法使いの姿をこれでもかというくらいに見せつけてくれます。
あくまでクラリスの前ではピュアッピュアな男の子(もしくは忠犬)になっちゃうだけなのです。
勿論クラリス以外の女性に目移りすることなどなく、というかクラリスしか見えてません笑

読んでいくうちに勝手に世界に引きずり込んでくれるので、特に小説初心者の方にお勧めしたい作品です!
勿論読み慣れている方でも没頭できると思いますので、是非一読してみてくださいませ✨

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