私を、君の生きる理由にして――

主人公の男子生徒加藤の手元にあるのは、魔法のような不思議な薬。
この薬を飲みさえすれば、苦しむことなく退屈な人生から解放され、生きることを放棄した願望を叶えることができる。

しかし、そんな思念をさらう出来事が。
切り取られた日常のひとコマから急展開を迎え、その収束にもう目が離せない。

最後は素敵な読後感。オススメです。

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