ありのままに、そのままに


人生を振り返ってみる。
それはその人にとってどのような心持ちで迎えるのでしょうか?
ひとしきり遊んだ幼少期。ひと夏の思い出。色々あるでしょう。
一人称視点、三人称視点も含めた俯瞰的描写にこの小説の面白さがあります。
思わずクスッとしてしまう文書としての魅せ方を学びました。
一話完結または前編後編で読みやすくまとめられていますよ。
自身の振り返りの契機としたい一作です。