すごく西洋風ファンタジー! なのに、すごく濃い中華要素だらけで最高!!

『弱小領主のダメ息子』とあだ名される主人公のベルティカ。
ある日。彼は褐色の肌の美少女ヤンアルと出会います。ヤンアルは、記憶をなくしているらしく出自は不明。ベルティカはヤンアルを放っておけず、彼女の世話をすることにするのですが――

本作は西洋風ファンタジー。なのですが、この作品を書かれているのは『古代中国を舞台に武人たちが戦う武侠小説』を多く書かれている作家さまです。
そんな作者さまは、本作のなかにも武侠小説の要素を沢山散りばめてらっしゃいます。これには、本当に驚きました。すごく西洋風ファンタジーなのに、中華風小説より中華感があるかも!!こんなの、見たことがありません!!!
これを読んで、フワッと読み飛ばしていた武侠小説の要素の理解が自分のなかで深まりました。
すごく面白い経験をさせていただいてるなと思っています。
まだまだ連載中なのですが、ぜったい最後まで追いかけたい一作です☆

西洋風ファンタジーをお好きな人はもちろんですが、中華風ファンタジーがお好きな方にも自信をもっておススメできる作品です。

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