こういうのってパッションだから。パッション溢れる短歌です!

連作のタイトルが『ぐちゃぐちゃのどろどろ』。
読んでみました。
確かに、作者様のぐちゃぐちゃした感情や、闇のどろどろした部分が駄々洩れになっている作品たちです。

ただね、私はこの作品たちにとてもパッションを感じました。
作者様の感情が素直に現れていて、読んでいてとても考えさせられ、そして感銘を受ける。

こういうのって、パッションが大切だと思うんですよ。
どんなに巧く詠まれていても、そこに感情が乗っていなければとてもチープなものに感じてしまいます。

荒ぶる感情を素直に吐き出したこの連作、お見事ですとしか言いようがありません!

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