1.他人の罪は背負えないへの応援コメント
違和感は、そういうこと……
5.誕生日のチーズケーキへの応援コメント
じゃあ、あのショートケーキは一体……
4.人を殺す人間とはへの応援コメント
庭師のおっちゃんも、派手なおねーちゃんも、遺書届いた彼も怪しいよぉ。
犯人は同一人物じゃないのか……
という気さえします。
2.喫茶店『ディ・ヴィーゲ』への応援コメント
間もなく閉鎖と聞いて、間に合うか分かりませんが突撃します。
兄さんは、どうして気にしないんだ……
2.かつて人ではなかったものへの応援コメント
拝読いたしました。
身分違いの恋は、昔も今も変わりなくあるでしょうが、それが人を人として扱わない社会でこその苦しみは、ありそうですね。
5.誕生日のチーズケーキへの応援コメント
今更ですが、篠目秋則という名は、夏目漱石と同じく、珍しく苗字に「目」が入っていますね。
漱石の本名は、夏目金之助で、俳号は愚陀仏ですけど。
編集済
2.嫌いではなかったへの応援コメント
拝読いたしました。
宗方先生のお話で、一番気になるのは、やはり「篠目先生が、満月と新月の日」を尋ねていたことですね。
これは以前のお話で、被害者が襲われる日時とも関係しており、たいへん興味深いところです。
宗方先生が、事件に関わっている様子は、まだなかったようですが……。
編集済
0.花は咲くのかへの応援コメント
拝読いたしました。
ここは、篠目先生の独白っぽいシーンですね。
違うかもしれませんが……。
太宰は天才だけど、漱石は秀才だといわれていますね。
この頁の人物が、漱石を指標に置くというのは、すごく高い目標だと思います。
漱石は『虞美人草』で、
「人一人真面目になると当人が助かるばかりじゃない。世の中が助かる。」
といわせるくらいに、真面目な生き方にこだわったようです。
篠目先生も、そんな生き方に魅力を感じ、来世で木瓜になれるような教育に取り組んでいた、情熱のある方だったのかもしれません。
作者からの返信
静謐さん、ありがとうございます。
夏目漱石は本当に「真面目さ」にこだわった人だと思います。
そう言う部分は作品の端々にも見られますよね。
篠目先生はきっと「教師としてのあるべき姿」と「教育」の大事な部分を、夏目漱石から学んだのでしょう。
3.取り残されたものへの応援コメント
>やればできる、それだけが支えだったんだ!
この台詞、ほぼそのまま言っていた人がいたことを思い出しました。「〇〇先生が『お前はやればできる子なんだから』って言ってくれたから、俺はやればできるんだもーんヽ(´エ`)ノ」って、その彼は冗談交じりで言っていましたが笑
子供の頃に先生から受けた言葉って、びっくりするほどその人の中に残り続けることがありますね。先生の何気ない一言でも意外と大きいことがあって、本当に大変な職業だなあと。
いくら大変でもやっていいこと悪いことがありますけどね。泣いてたんじゃなくて笑ってたんかい。怖……。
作者からの返信
tomoさん、ありがとうございます。
子供の頃に受けた言葉は、些細なことと思っていても長く残ったりするものですよね。
兼翔にとってはそれだけが支えになった、なかなか重いことばだと思います。
笑ってました……。きっと、自分と違いすぎて嫌いだったのでしょう……。
4.人を殺す人間とはへの応援コメント
月明かりと犯行になんの関係があるのか?
なぜ、篠目先生は、遺書を弘陽に送ったのか?
逮捕されれば、確実に死刑になるような複数人の被害者をだした事件……
共通する何かを探りたいなら、被害者たちに共通する、過去を探るしかないような……
それでも、ひとが聞いたら、ものすごくつまらないような理由で殺された、という可能性もありそうですが。
作者からの返信
静謐さん、ありがとうございます。
七人ですから、間違いなく死刑でしょうね。
実際にどのような理由があるのか、それは犯人のみぞ知るというところでしょうが……。
当人にとっては重大なことでも、他人にとってはひどくつまらないこと、というのはありますね。もっとも、どのような理由でも人を殺して良い理由にはなりませんが……。
3.沈むハ浮かむ縁ならめへの応援コメント
令和の、現代の時間を舞台にした作品ですが、どこか古めかしい、ノスタルジアを感じさせるお話作りですね。
漱石の「こころ」は不変的な文学作品かもしれませんが、どことなく、哀愁を漂わせます。
作者からの返信
静謐さん、ありがとうございます。
喫茶店の雰囲気もあるのでしょうか。少しノスタルジックな喫茶店は良いものですよね。
『こころ』という作品は未だ残るもので、我々が読んでも思うことは様々ありますね。あれは過去を振り返る作品でもあり、哀愁は漂っているような気がします。
5.何かを腹に入れるのならハンバーグへの応援コメント
〉「平成の透明人間……」
口にすれば、腹の底がまた澱む。これが恨みなのか、憎しみなのか、それすら要自身も分からない。ただこのどろりとした澱が、何ともいえない気持ちにさせる。
ここは、要くんの持つ、腹のうちでくすぶる憎しみや、恨みなどの暗い感情を感じさせます。
情景描写も、季節感を感じさせていいですね。
歳の差のある、沙世さんと正治さんの口喧嘩のシーンもおかしかったです。
作者からの返信
せいひつさん、ありがとうございます。
要自身、自分の腹の中にあるものが何なのか分かっていない部分もありつつ。
情景描写や口喧嘩、そう言っていただけて嬉しいです。
編集済
4.四月三十日の思い出への応援コメント
姉という大切なひとがいなくなったせいか、要くんも樹生さんも、表情や味を失って、喪失感の中で生きているようですね。
「なぜ殺されたのか?」は、遺族として当然の問いだと思います。
作者からの返信
せいひつさん、ありがとうございます。
大切な人を失うことは、必ず何かしら影響があるものですよね。
理由を知りたいのは、当然なのでしょうね……。
2.喫茶店『ディ・ヴィーゲ』への応援コメント
染井一穂というかたも、犠牲になっているんですね。
蒼雪や弘陽と親しかったようですが……
被害者は今のところ女性の名前が挙がっていますが、無差別なのか?、何か目的があったのか?、気になるところです。
作者からの返信
せいひつさん、ありがとうございます。
染井君は最初の犠牲者と言われていますね。
無差別かどうかは……犯人のみぞ知る、というところです。今は。
1.因業因果は車輪の如くへの応援コメント
〉淡々と紡がれる言葉には質量がない。それなのに、引力だけはある。周囲の空気を奪っていくかのような引力で、息が止まりそうになる。
理系畑のひとがほろりと告げるような、面白い言葉まわしですね。
もうすでに、41エピソードが更新予定のようですが、とても惹き込まれました。
「篠目先生が、自分を人間にしてくれた」と話す蒼雪は、遺族である要にすごい態度だな……とは思いますが、真正直な人間であるような印象は受けました。
平成の透明人間による犯行は、ミステリーですね。
あらかじめ、被害者の行動を予測して、路地裏に潜んでいたのでしょうか……?
この時点では、まったくの謎で、犯行の動機などにも考えが及びません。
冒頭の古風な言い回しが、小洒落てカッコよかったです。
作者からの返信
せいひつさん、ありがとうございます。
要は遺族ですが、蒼雪はそういうところはあまり気にしていませんからね。
お時間あるときに先も楽しんでいただければ幸いです。
幸福の条件 後への応援コメント
むかしの、ではない……篠目先生の本当の顔だったのですね。
この棗さんはアキの生き写しのような蒼雪くんとであったらどんな想いを抱くのか。
とても楽しく読ませていただきました。
読書だ得意でないのでこのボリュームを限られた時間で読み進められるか心配でしたが、情景がするすると頭に入ってきて、キャラクターの感情に触れ、留まるところを知らないくらい引き込まれました。
まさに、千崎先生がこだわってらっしゃる言葉の賜物だと感じます。
読み切れてよかった。
ここまでの執筆ひとまずお疲れさまでした。
改稿して公募に出されるということで、良き未来が訪れるようにと応援しています!