11~15まで
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11:風渡る庭にて
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077442785142
きゃー!!
きゃー!!
イヤーーーーッ!!
……すみませんかなり取り乱しました。もう胸キュン超えてギュンギュンな作品でした。
最初の一文からもう世界観に引き込まれましたが、随所随所の小技が憎い演出なんですよ。何なの青色を表現するのに「遠い山脈」って!! オシャレすぎでしょう!!
私は読んでいて頭に映像が浮かぶ情景描写が好きです。本を読む楽しさのうち、大きなウエイトを占めていると思います。この作品はその情景描写に1500文字の大半を割いていて、ヒロインの姿や庭の様子、更に遠くの景色までがありありと浮かびました。
そしてヒロインと同じく、(彼は変わってしまったのでは?)という不安を共有しながら読んでいたので、最後に安心と共に怒涛のギュンギュンに襲われたわけです。
いやあ、凄いものを読ませて貰いました。ありがとうございます。
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12:女の子って大変ね ~恋愛ごっこの延長戦~
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077454617448
うってかわって、こちらはほのぼのとした胸キュン作品。
ううん、まあ見ようによってはほのぼのじゃないんだけどw
女の子って怖いよね。早熟な子は保育園とか小学校低学年で既にこうだもんね。
私は女子のこういうやりとりが小さい頃からとても苦手な子だったのです。
だからユウキ君がちゃんとカッコいいところを見せてからお断りしているのが100点満点のスパダリっぷりで、読んでいてスカッとしました。
小さなスパダリ、ユウキ君。ありがとう。
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13:“ふたくちめ”を食べさせて
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077495114852
最初、テノディテスという名前から、なんとなくプテラノドンが頭に浮かんだのですが翼がないって言うしなぁ……と、それを打ち消しながら読み進めました。結果、当たらずとも遠からずでしたね。
なるほど、餌を与えあうのは愛の行動だったと。いやーん、回りくどい! でもキュンキュンです!
あと部屋で寛ぐミズリーさん可愛い。うちにもきてごろにゃんしてほしい。
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14:幼馴染みの領域
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077571476199
いやぁ、幼馴染みって、ほんっとに良いものですねぇ……(唐突に始まる水野晴郎さんのモノマネ)。
リアル世界では幼馴染みで付き合うとか結婚するって言うのは少ないと思うんですが、ラノベや漫画だとよくある設定なんですよね。かく言う私も幼馴染みもので幾つか書いてます。
何が良いかって、色々あるんですよ。
兄妹のように自分の良いところも悪いところも知られている。その上で数多いる異性の中から自分を選んでくれた……という特別感と安心感だったり。
あるいは、今まで異性として意識していなかったのに、ある日突然見たことのない顔にドキリ、としたり。
あるいは、小さな頃からもう好きで好きで、でも相手はそうじゃなくて切なかったり。
もう語りだしたら止まりませんね。他にも色んな妄想ワールドを広げられる、それが幼馴染みという設定です。
本作は、幼馴染みの男女が表向きは単に幼馴染みとしての関係だけでいたのが、あることをきっかけにその領域を踏み出す、というものでした。
ヒロインの、哀しみで感情がぐっちゃぐちゃになっているところを受け止めるヒーロー。ああ、全部知ってる幼馴染みだからこそできる行動です。
いいですね。実にキュンでした。
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15:秘めた想いの行先を
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077630352804
ほわぁ、これもイセコイ! もしかして1500文字以内でイセコイなんて難しいから少ないだろうと思ってたのは私だけなんでしょうか。
ヒロインが良いですね。
立場が自分の方が上だから、想いをあからさまにしてしまうと彼の気持ちを無視して自分付、あるいは結婚相手にされてしまう……と懸念しているのが大人びた考えなのに、やってる行動は10代の恋する乙女そのもの。
うん、王女様なんだけど、ちょっとは自由が利くお立場らしいなと想像できますw
そして最後、キュンですねー!!!
ああ、その行先を……続きを、続きを下さいぃ!!!
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