16~20まで
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16:コーヒーは、今日も胸焼けするほどに甘ったるい。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077684510450
基本はおそらく現代であろう舞台ですが、病院に「恋愛科」というものが存在するほんのりSFな設定でお話をひと捻りされています。
何となくだけど作者様は病院勤めの経験がある方なのかな?と思ったり。
コーヒーを渡す時点で「おや……これはもしかして」と口許が緩んでいたのですが、最後でやっぱりなー!! と盛大にニヨニヨさせていただきました。
がんばれ、看護師くん!
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17:無回転シュート
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077695526255
読んだ瞬間、相互さんのTさんが書いたみたい! ……と思ったものの、Tさん参加されていませんでした(´・ω・`)
これはひとつ前の作品とは違う意味でちょっと捻ってますね。SF的要素はないのに、主人公が完璧なロボットのような人物像であるがゆえに少し非日常的な雰囲気を感じさせます。
言い方が悪いのですが、主人公に共感できる読者は少ないのではないでしょうか。ところが、その完璧な主人公に綻びが出来て、最後に人間らしい部分を見せることで、読者の共感と胸キュンを一気に呼び込む……という手法を取っていて面白いなぁと唸らされました。
うぅん、お上手です。
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18:デートは定時退社の後で
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077712735009
ご存じの方はご存じでしょうが、★は結構いい年こいてます。これを読んだ時に鈴木雅之さんと菊池桃子さんの『渋谷で5時』が頭の中に流れるくらいには。
脱線しますがあれは90年代ポップの中でも何気に名曲だと思うんですよ。
脱線しまくりそうなので話を戻します。今回、意外なことに女性上位、あるいは女性が年上という作品が多かったですね。男らしい男の人が女の人に迫る話は少なめで、「男らしさ、女らしさ」という価値観に縛られない令和時代の表れなのかもしれないと思えました。
本作も女性上位かつ、女性が年上の作品です。彼はワンコ系で彼女をひたすら追いかける、あるいは「待て」をさせられているような関係に見えますが、実は彼女も「仕事では少しミスをしてしまうが、彼の前ではデキる女でいたい」と案外にいじらしい面を見せてきてキュンを提供してくれます。
うぅん、いいですね。欲を言えば少し関係性の逆転も欲しかったところです。
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19 :仲直りに言葉はいらない
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077746509561
あああ、わかるぅ。この年頃ならつまらないことで喧嘩して、つまらないことに意地を張って、謝れないんですよね。
そこに現る救世主のキュン子ちゃん。名前もそうですがキャラもなかなか面白いです。こういう子になりたい人生だった……。
★の人生はさておき、仲直りしておしまいかと思ったら最後に凄いキュンを持ってきてドキドキさせられました。
きゃー!!
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20:ひいらぎの詩
https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077761101639
これも女性が年上のパターン。しかし高三と中三ではかなり離れてますよね。これが年齢差はそのままなのに大学四年と一年ならまあアリだなと思えるのですから不思議なものです。
タイトルが良いですね! この内容で、詩とするのはオシャレだなぁと。
詩は彼の手紙であり、彼の思い出であり、彼の成長を指している。そんな風に感じました。
三年間、ゆっくりと育んだ恋心が最後に成就するところにキュンキュンです。
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