こういうお化けに私はなりたい

お化けや怪異、と言うと、生者と何らかの境界線で隔たれている異界、その住人、及びそれらに由来する現象と大体は解釈されるし、そういう怖い話は大好きなのだけれど、このお話の解釈もすごく好きです。まるで境界線なんてなくて、会いに行けるお化け、って感じ。そこには怖れとか穢れとか禁忌なんてなくて、只々生者には無い自由があって。僕が死んで、お化けになるようなことがあったら、こういうお化けになりたいなぁ、と。或いは死んだ後のことを楽しみにできるなら、こういうお話こそ大切にしたいなぁとか、思いました。
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