親友を思う少女の等身大の本音

お互いの存在を必要とし合い、無限の可能性を秘めた二人が一人になってしまう喪失感が切ないです。
親友の死を受け入れられない主人公の心の悼みが痛いほどに伝わります。
それゆえにきっかけを得て再び立ち上がり、主人公が再スタートを切ってくれたことが本当に嬉しかったです。

作中の歌詞は必見です。文中で2回読み返し、読後にも1回読み返しました。

悲しく、切なくも、心温まるお話をお求めの方に是非お勧めしたい作品です。