正統派の重厚SFポストアポカリプス小説

人類の栄華を瓦解させる厄災で人類が地上を追われ、宇宙と地下に分かれて生き延びる世界観が、すでにかっこいいです。
狂暴化した植物や昆虫をかいくぐり、生活の糧を得るサバイバル感も手に汗握ります。
なんとか確保した今の居住空間は、地上に自由にでられないという制限はありますが、機能的かつ快適で、アリの巣を模したということから「憧れの秘密基地感」がありました。

こうした世界観の小説が好きな人に、ぜひ読んでいただきたい作品です。

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