現代に綴られた東北の語り部が伝える民話のような教訓に満ちた作品です。

「狂人」
いまでは使うことが憚られるような単語を、東北に伝わる一伝承作品の態で自然に描き上げています。

身体も知性も不自由な喜助を通して描かれる作品によって、救われたのは果たして過去の地震から逃れられた人々だったのでしょうか?

もっと深い「救われべき」人々を描いているのかも知れません。

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