子を見守るのは母だけじゃない

赤ちゃんを産んで、途端に世界に取り残されたように感じる母親。
本当に多いと思います。
「母親神話」とか「三歳児神話」とか、母親を追い詰めるものはまだまだ世に溢れていて。

確かに子供にとって母親はたった一人だけれど、その子を慈しんで見守る人は、母だけではないはずなのです。
父親はもちろん、祖父母や親戚、既に子育てを経験してきた周りの人々や、これから経験するかもしれない人々。
関わる皆が温かい目で見守れたなら、どんなに良いでしょうか。

この物語には、労りや寄り添いの気持ちが溢れています。
子育て中の方も、そうでない方も、ぜひ読んで頂きたい物語です。

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