このライトノベルがすごい( ;∀;)

面白いです。

僕は第2話を読んだ段階で思わず楽しくなりました。

こちらの物語を強く皆様にご推薦させて頂きます。

さて、何が面白いのか? ネタバレにならずにご説明させて頂きます。

まず、ライトノベルや一般エンタメ小説、さらには大衆文学に純文学(ちと大袈裟かな)まで、「何をもってして面白い」のか。この問いに応える事は物凄く難しい事であるし、また物凄く簡単な事でもあります。僕の個人的見解で言わせて頂ければ、

「先が読めない事」

これが「面白さ」です。実に単純で明快で、これが真理です。

ある程度の読書量を越えた方ならご理解頂けるかとは思いますが、小説とは経験値があれば筆者の文脈的なセンスを予想し、その先の展開、下手をすれば次の行に書く内容ですらある程度はわかります。それは一般文芸の起承転結であったり、純文学が好む独特の視点や思想であったりですが、なんとなくわかっちゃいますよね?

とは言え、そう言う所を理解して新しいモノを書こうとして、「尖った方向」や「極端な内容」に行きがちなのも一般的な書き手の方には多いのですが、僕はどうしても「ネタ」に見えてしまって興ざめします。

これはあくまで個人の見解ですが、極上の小説のひとつ(敢えて多くの中のひとつ)の形は、

「先が読めそうで何かが違う」、というモノです。

そういうほんの「僅か」をまるで料理の隠し味を自在に操る様に、文脈や展開に忍ばせる、それこそ「興味」と「面白さ」を両立出来ているのではないかと考えています。

さて、こちらの物語。

僕はとても「面白い」と思いました。第2話の段階で「もう、傑作だ」と思っています。

だから、強くお勧め致します。

まだこちらの物語に気づかれてない方があまりに多いのですが、ぜひ一読されて見て下さい。筆者様の極上の手腕が随所に垣間見え、この先が楽しみな傑作でございます。

皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)