放課後:あとがき

 皆さんこんにちは、こんばんは。または初めまして。

『世界の隣に君を探して。』作者の蕪木麦かぶらぎむぎと申します。


 作品、楽しんで貰えましたでしょうか。

 表現や描写等拙いところもありますが、貴方に響いたものがあれば幸いです。


 私は主人公の星那と同じように、小説を書くのが好きな子供でした。

 小学校の頃は、学校から帰ったらすぐにPⅭに向かい、小説を書いていました。


 だけど、小学六年生の時、私は千晴と同じように集団いじめに逢い、人と関わることを極端に避けるようになりました。


 自分って、この世界に向いてないのかな……とか。

 自分はなんでこの世界に生まれてしまったんだろう……とか。

 色んな事を考えて、眠れなくなる日もありました。


 高校生になって、通信高校に進学して、決して多くはないですが信頼できる友達が出来ました。また中学時代の先輩と、四年ぶりにつながることも出来ました。


 そんな中、二年かけて執筆をした小説がコンテストの一次選考で落選。

 ちょうどその時、持病である鬱がひどい状況だったためメンタルはさらに悪化し、幻覚症状が見えるなど本当につらい状態になってしまいました。


 11月から4月まで、わたしは一作も小説を書けませんでした。書こうとしても手が震えて、嫌なことばかり浮かんで、辛くなって、消えたくなって。


 そんな私がこの度新作を書けるようになるまで回復したのは、陰ながら支えて下さった皆様のおかげです。


 家族、友達、先輩、後輩、先生、そして私と関わってくださった全ての方々に、平等に幸があることを私は願っています。


 この小説では主に『人とのつながり』というテーマに沿って物語が進みました。

 人と人の関係って不思議なもので、急に態度が変わったり、裏切ったり、離れたりします。だけどそれと同じくらい、笑いあったりからかいあったりして、近づいていく日々もあります。


 私は、星那や千晴のように、この世界を綺麗と思えなかった人間です。

 それが今では、景色がキラキラと輝いて、毎日がとても楽しいのです。


 私の世界に光を与えて下さった皆様、いつも本当にありがとうございます。

 あなたの人生が、あなたを取り巻く世界が、良いものであることを切に願います。


 読んで下さって、感謝です。

 もしかしたらこの物語には続きがあるとかないとか。第2章を公開するかもしれないとか、しないとか。

 もし続きがあれば、その時にまたお会いしましょう。


 それでは。星那と千晴を愛してくれて、ありがとう。


 2024年5月16日 蕪木麦


 

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世界の隣に君を探して。 蕪木麦 @mikoituki

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