これは、主人公の星那ちゃんと不登校の千晴くんの二人の友情の物語。
過去に「好き」を否定され、それ以来「好き」を塞ぎこんでいる似た者同士が、ちょっとずつ心を開いていって……。
「言わなきゃよかった」など後悔するときがわたしもあります。
でも、逆に「言ってよかった」と思うこともあります。
それを、改めて感じた物語でした。
「好き」を「好き」って言える。
それが、どんなに素晴らしいことなのか。
一話一話は短いけど、その中に作者蕪木さんの想いが詰まっているんです!
ぜひ、蕪木さんが書く星那ちゃんと千晴くんの世界を見てみてはいかがでしょう?
現在は第2章も投稿されています!
ぜひぜひ読んでみてください!
主人公の星那ちゃん、そして不登校の千晴くん。
過去に交友関係のトラブルからトラウマを抱えた二人が出会い、交流を経て一歩を踏み出して行くお話です。
好きな事を否定される事って物凄く辛いですよね。
否定した側から放たれた揶揄いの言葉・行動は深く刺さる傷となって残る。
そのような苦い経験から、白い目で見られるのが怖くて、好きな事を好きと言えず、他人に合わせて自分を偽って生きて……。
平穏に過ごせていたとしても、息苦しくなりますね。
星那ちゃんと千晴くんがお互いの理解と絆を深め、勇気を持って行動に移すラストがとても感動的でした。
心に響く物語をありがとうございます。