自らの「好き」を否定せずに、胸を張って「好き」を伝えたい――

これは、主人公の星那ちゃんと不登校の千晴くんの二人の友情の物語。
過去に「好き」を否定され、それ以来「好き」を塞ぎこんでいる似た者同士が、ちょっとずつ心を開いていって……。

「言わなきゃよかった」など後悔するときがわたしもあります。
でも、逆に「言ってよかった」と思うこともあります。
それを、改めて感じた物語でした。

「好き」を「好き」って言える。

それが、どんなに素晴らしいことなのか。

一話一話は短いけど、その中に作者蕪木さんの想いが詰まっているんです!
ぜひ、蕪木さんが書く星那ちゃんと千晴くんの世界を見てみてはいかがでしょう?

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