最後に 宣伝ってなんでしょうね?
宣伝もまた、自己の表現です。
つまり、我々の作っている作品はすべて「宣伝」だとも言える。
なんの宣伝か?
それはつまり、「自己」ということになるのでしょう。
ありのまま、というわけではありませんよ?
そこに表現されているものが如何に自分から遠いなにかだったとしても、やはりそこにあるのは「自己」なのだと思います。
ですので、その「自己の宣伝」である作品を「宣伝するための作品」というのは、より「拡散力に特化した作品」と言えるのではないか。
そういうある部分で割り切った「作品作り」が苦手な方は確実にいらっしゃいます。
拡散を目指した宣伝的な部分を丸投げしうる(最近は作者もweb宣伝に駆り出されているようですが)商業作品はともかく、苦手だ何だといっても、自分の作品を宣伝してあげられるのは、自分しかいないのです。
でも、ちょっと待ってください。
すべての作品は「自己」を宣伝するものなのです。
私は最初の段落でそう結論しました。
たしかに拡散力に特化していない分、拡散しづらいとは思います。
それでも、人の目に触れるところに作品がある限り、いかに拡散力が弱くても、宣伝は宣伝です。
健康に気をつけて、
資金的に無理をせず、
結果がすぐ出ないことに焦らず、
イベントに出展し続ける。
出展者ブースの内側にあなたが存在することが、最初にして究極の「宣伝」です。
これが、いちどは心が折れてしまって、しばらくイベント出展することを止めていた私が出した結論です。
文学フリマで一次創作同人誌を頒布する。……宣伝、どうする? 宮田秩早 @takoyakiitigo
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