概要
君が好きだから、君の隣に居たい。
——恋物語に憧れた。いつか物語みたいに、とそう奮起してアルトは己を鍛え続けた。偏にいつか自分が好きになる相手に相応しくなることが出来るように、とそんな一心で。決意から十年、アルトは国内外から才能を持つものたちが集う【王立学術院】へと入学を決めていた。未だに初恋すらしていないアルトの前に、一人の女生徒が現れる。彼女に投げかけられた言葉はアルトを絶望に陥れるのだった。
みなさまのおかげで生きていくことが出来ます。
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