三角関係なのに、どこか微笑ましい

両隣の幼馴染が交代で家に来ます。

あ、まって、石を投げてはいけません。
この作品のポイントは、両隣に幼馴染がいるという点を除けば、どこか懐かしい空気がずっと流れているところ。

今の高校生は情報を得るのが早く、急いで大人になってしまおうとしていますが、この作品に出てくる登場人物たちは、すこしゆったりと自分の時間を生きている気がします。
あくせく周りの速さに合わせるよりも、自分の時間を大切にしている。
そして、それは自分の気持ちと向き合う時間でもあるのでしょう。

そんな、ほっこりする時間を味わいたい作品です。