恋敵に婚約者を奪われたかと思いきや、どんでん返しにビックリな溺愛恋愛譚

主人公のエミリアは貴族令嬢で、レオシスという婚約者がいる。
しかし今、レオシスの隣にいるのは平民のパウラ。
パウラは希少な魔力の持ち主で、その能力を見込まれて貴族学院で過ごすことになったのですが……

普通の異世界恋愛譚なら平民のパウラが主役かもですが、この小説の主人公は貴族令嬢のエミリア。この手の小説だと、エミリアの立ち位置は敗北者の場合が多い気がします。
なので、物語の冒頭からエミリアが負けてそうな描写がいっぱい。
なので……

だ、だいじょうぶなの?
エミリアが負けて終わったりしないよね??

と、途中までドキドキしながら読んでました。
でも、ご安心ください。本作は、しっかり主人公がハッピーエンドをむかえる良作です。
まさか、あんな展開になって、しっかりざまぁをするとはッ!
どんでん返しに、驚きでした。

1万字ほどで完結する短編なので、すき間時間に読むのに最適な文量です。