甘くて苦い渦に巻き込まれていきます

教師の涌井由香里は後輩の女教師に秘めた好意を寄せていた。そして同時に担任するクラスの転校生、石丸有紀の存在が気になっていた。しかしその想いは教師として、あるいは社会人として、けっして他人に知られてはならないものだった。

そんな由香里に執拗に絡み始めてくる石丸。嬉しくもあり恐ろしくもある教え子の常軌を逸した行動の数々が由香里の日々を変えてゆく…。その果てにあるのは狂気なのか、至高の愛情なのか、一度読み始めたら止められなくなります。

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手のひらの花火

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