作者への5つの質問

第1話 作者への5つの質問

①あなたのペンネームは？　また、その由来は？

　高野豆夫といいます。

　由来は音読みしたら分かりますね。結構好きな食べ物なので、よしペンネームにしちゃえ！と。完全にノリで付けてしまったので若干後悔w

②書く小説の長さは？短編か長編、もしくは文字数でお答えください。

　得意なのはおそらく短編だと思います。単純に筆力がないのと、ワンアイデアで書くことが多いので。

　加えてキャラを魅力的に書くのは昔から苦手だし、無駄な文章は可能な限り入れたくないなどなど、長編を引っ張れない障壁が様々。なので得意なのは短編かな～と。執筆したサンプルが少なすぎて分かりませんが。

③好きな作家もしくは影響を受けた書籍は？

　一番好きな作家とくれば井上真偽と即答します。

　彼(彼女？)の産み出す探偵は、他の探偵の推理を検証したり、全ての可能性を潰して奇蹟を証明しようとしたり、事件が起こる前に犯人とトリックを特定しちゃったり。あるいは別々の探偵が同じ事件に対して別々の解決を提示したり。ミステリ界に新風を巻き起こしているところが大好きです。

　ついでに性描写を一切入れないのも好印象。性描写は大嫌いなので、『葉桜』『イニシエーション・ラブ』『白夜行』あたりは乗れませんでした。

　ミステリにハマるきっかけになったのは、コロナ禍に入って学校が休校になったときに読んだ東野圭吾のガリレオシリーズ。何の知識もなかったせいで『虚像の道化師』と『禁断の魔術』から読み始めてしまい、最初はいまいちだなと思った記憶が……。でもそのあとに東野作品やらどんでん返し作品やらを読み漁り、気づいたら本格好きになってしまっていました。

　他には、最近の鮎川哲也賞受賞作がどれも面白いので好きです。

　あと、ここまで色々言ってきてなんですが、一番好きな小説は『かがみの孤城』です。あんな小説は僕には絶対書けません。ひれ伏します。

④どのような作風ですか？

　②でも言いましたが、キャラを描くのは苦手です。やはり得意なのはトリックのアイデアを思いつくこと。常にどこかに新規性を取り入れられるよう努力しています。努力が実っているかは不明。

　ロジックは、書かなくもないですがあまり得意ではありません。物理トリックや叙述トリックで読者の方を欺いて煙に巻くのが楽しいです。ってなんだか聞こえが悪いですね。性格は温厚ですのでご安心を(笑)

⑤キャラ、ストーリーのどちらから入るタイプですか？

　もうお分かりでしょうが、圧倒的にストーリー。というかトリック。トリックを考えて、それが自然に使えるストーリーを広げて、そこからキャラを当てこみます。企画主様と多分一緒ですね。

　キャラに関しては、書き分けぐらいはもちろんしますけど、魅力的かと問われると「うーん」という感じ。頑張ってはいるんですけどね。

・また、代表作の簡単な概要とリンクを貼ってください。

　短編が得意とはいえ、代表作となると長編の『神嵐館の連続殺人』かなと。

　第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞に応募予定です。ワンチャン大賞の300万円に化けてくれないかな～なんて(笑)

　ここで内容を宣伝するつもりは特にありません。クローズドサークル好きの方は是非～ぐらいの感じです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330666812870494

　雨宮徹様、大変面白い自主企画、どうもありがとうございます。これをきっかけにミステリの輪が広がったらいいですね！(企画趣旨とズレるかもですが)