第2話 プロットの作り方

 素人の私の創作論などヘソで茶を沸かすようなもの。またこれを書くとはあんまり思っていなかったのですが、ただいま呟きがわりにぽちぽち入力しております。


 というのも、今回新しく書いているお話が苦労したんです。まだ序盤までしか書いていませんが、プロットが上手くできなくて、キャラから作り直して書き直しを強いられました。そこで、覚え書きとして残しておこうと思った次第でございます。


 何作も長編書かれてるベテラン様は読まなくっていいですよ!いや、マジ読まないで。

 あくまでもこれからweb小説書いてみようと思う方のちょっとした参考や、素人作家がどんなふうに話作ってるのかなって興味ある方だけお越しくださいませ。お願い致します。



 さてさて、第一話でお話ししたようにキャラ作りが終わったら、次にだいたいの物語の筋書きを作っていきます。いわゆるあらすじですね。おおまかに誰が何して何が起こって、と結末までを起承転結つけて書き出します。


 だいたい文字数にして2000文字くらいでしょうか。物語のテーマや伝えたい言葉なんかも、このあらすじにだいたい含んでいます。お話の方向性みたいなものですね。


 気分がのれば、実際に載せるあらすじも一緒に作ってしまいます。まあ、後で必ず訂正が入りますが。


 次にプロットを作ります。

 プロットなしにいきなり書き始める強者作家様もいらっしゃるみたいですが、私は短編なら無しでオッケー、中編以上は作った方がいいと思います。私の場合は話数の管理が出来ないのと途中で話がまとまらなくなっちゃわないように作ってます。


 だいたい長編では章毎に25から30話にわけて、時系列にしてエピソードの中身を一話五行ずつくらいで書いていきます。中には思いついたキャラの台詞のやりとりが入った長いものもあります。


 それからプロットをカンニングペーパーのように見ながら、お話を深く掘り下げてエピソードを作っていくスタイルです。




 さて、ここから先は公募作品を書くような作家様は読んではいけません。変なクセがつくのがいやな方も避けましょう。原稿用紙で書く小説とは別の書き方だと前置きをしておきますね。


 web小説のプロット作りで私が参考にするものは、携帯の恋愛アプリゲームです。はい、あの神絵師様達の美麗なイラスト盛りだくさん、腰がくだける色っぽい声優様方の声が聞けるアレですね♡


 推しキャラ毎に違ったストーリーが楽しめて、分岐により違った結末がみれるあのゲームです。


 え? ゲームと小説は違うでしょって思われるかもしれませんが、あのシナリオがプロット作りの参考書として秀一なのです。キャラが何人もいるのに、主人公がどのキャラをお相手に選んでも話数は同じ。ストーリーの流れもよく似ているけれど、決して同じものはありません。しかも、各話の長さもほぼ同じ。一話一話それ自体でエピソードが完結して、それでいて楽しみに思わせながら次のお話に繋げていきます。


 ほら、似ていませんか。一話を2000字から3000字でまとめ上げ、毎話読者を楽しませて次に繋げるweb小説に。web小説って、携帯恋愛ゲームのシナリオに近いものがあると思うんです。

 なので、恋愛小説を書くときは、私はゲームシナリオの構成を思い浮かべながらプロットを書いてたりします。


 一生懸命プロット作っても筆が乗ったりすればすぐ字数オーバーしたりはしますけどね……。


 以上、素人作家のつぶやき、第二話でした。

 私もゲーム参考にしてるって人たくさんいるんじゃないかな。


 今度新作書く時、プロットの作り方わからなくなったらゲームしよ……。


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創作論?的な日記 藤夜 @fujiyoru

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